とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

2022-01-01から1年間の記事一覧

町へ出ることについて考えてみる

さて、2022年も終わりですね、あっという間です。去年の今頃、何やってたかなと思い返すと、ヨルシカの記事を書いていましたね。 toaruit.hatenablog.com というわけで、せっかくなので今年も、年の最後はヨルシカについて書きたいなと思います。今年はヨル…

SESの問題点について考えてみる

SESの問題について、TwitterなどのSNSのIT界隈では議論になりやすいですよね。ITの現場ではSESの人が普通にいるし、私もそういう現場で働いてて思うところはやはりあります。ただ、「SESは悪」みたいなことを、根拠を明示せず言うのは違うと感じるし、問題点…

日本での寄付やボランティアについて

日本では欧米などに比べ、寄付やボランティアが活発に行われてない、という意見はあるでしょう。こういった、いわゆる社会貢献の意識が低いと、以下の記事ではグローバル人材になるのは厳しいと指摘しています。 toyokeizai.net この指摘には賛否両論あると…

ウィンバックついて考えてみる

「ウィンバック」という言葉は聞きなれないと思いますが、直訳すると「奪還」ということになります。ビジネスになると、どうしてもチャーン(解約)が起きてしまうことはあり、これをゼロにするのは不可能に近いでしょう。ただ、一度離れた顧客を取り戻すの…

オブジェクト指向についていまさらながら考えてみる

定期的にSNS等で話題になる、オブジェクト指向。オブジェクト指向は今となっては古いみたいな意見もあって、どちらかというと批判的な意見も多いように感じます。オブジェクト指向と一口に言っても、人によって何のことを指してるか微妙に違うと思うし、そこ…

分断と知性について

ぼちぼち2022年も12月が近づき、あっという間に終わってしまいそうですね。今年の2月にウクライナとロシアの戦争が始まってそろそろ10ヶ月が経とうとしてますが、今年中には終結しない感じはしますね。なぜ両国の関係が、ここまでこじれてしまったのかとうい…

アジャイル開発におけるデイリースクラム

最近はシステムの開発現場で、アジャイル開発をやろうというのが比較的現実的に受け入れられるようになってきた気がします。個人的にはアジャイルっぽい開発の方が好きではあるので、この流れは良いかなとは感じてます。ただ、一方で下記の記事にあるような…

株主主義について感じること

少し前にイーロン・マスクがTwitterを買収して、その経営改革が話題になってますね。彼が大ナタをふるえるのは、株式のかなりの割合を取得したからであって、株式を取得すれば会社を支配できるという論理にはなるでしょう。 以前に私のブログで、資金調達に…

システム開発の内製化について考えてみる

昨今、DXが盛んに取り上げられているように、いかにITでビジネスのデジタル化を進めるかといったことが言われています。前にこのブログでも取り上げましたが、ITの利用がビジネスを行う上で重要性が増している以上、ベンダーの利用の仕方や、いかにエンジニ…

昨今(2022年10月)のインフレ・円安についての所感

ここ最近はインフレや円安といったワードを、ニュースで見かけない日は無い気はしますよね。我々の日常生活にも影響がある部分はあるので、やはり関心は高くなるでしょう。インフレや円安は、マイナス面もあるのでそこがクローズアップされてしまうのは致し…

正義を振りかざす時に留意したいこと

2年くらい前ですが、このブログで正義について取り上げましたが、 toaruit.hatenablog.com 2年経った今、その状況に変化が見られるかというと、まぁそうでもないなという感じはしています。最近感じるのは、ある種の正義感を持って何かを主張すること自体は…

DXと業務システムについて考えてみる

以前にこのブログでDXについて、取り上げました。その際にDXをやる意義としては、オンラインが当たり前になった時代の人の行動パターンに対応すること、つまり「体験」を良くすることと関係性があると書きました。 toaruit.hatenablog.com 顧客に対する体験…

コミュニティマーケティングについて考えてみる

最近は、いわゆるコミュニティマーケティングの手法が行われることは、珍しくなくなりました。コミュニティマーケティングとは共通の興味等を持っている人を集めて、マーケティング等に活かす施策になります。 engage-mate.jp 少し前はコミュニティの一種で…

性格の不一致について考えてみる

今の時代は、離婚する人も珍しくなくなってきてますよね。私と同年代の人でも離婚を経験した人は普通にいるし、離婚する事に対して別にいいんじゃないという感覚にはなってきています。そんな離婚ですが、理由として一番多いのはいわゆる「性格の不一致」だ…

リファクタリングについて思うところ

かなりのシステムの現場において、コードの保守性が低いといったことは課題に上がることが多いように思います。私の経験してきた現場の多くは、この保守性の低さについてどうしようかと、頭を悩ませてたような雰囲気はあります。そういう時に、よく挙がる施…

今の時代(2022年)の人材管理について考えてみる

今年も、下半期になってぼちぼち2022年も終わりに近づいています、早いですね。色々と考えもしないことが起きたり、世の中の変化もあったりで中々せわしない年に、なってる気はします。まさに、VUCAの時代という感じはしますね。今の時代、今までと同じよう…

ナラティブについて考えてみる

最近、ナラティブというワードをちらほら見かけるので、今回少し取り上げてみたいと思います。ナラティブとは何かと言うと、下記の記事に概要がまとめられていて、語源的な意味合いだと「物語」になります。つまり、物語性を意識して、コミュニケーションと…

テーブル設計の考え方とAPIについて

以前にこのブログで、APIをどのような観点で設計するかということについて書きました。その際に設計の観点として大きく、DBのスキーマ・画面・ドメインを意識する必要性を挙げました。 toaruit.hatenablog.com 今回はDBスキーマの設計、つまりはテーブル設計…

雇用においていかに市場の観点を取り入れるか

最近はフリーランスであったり正社員でも副業を行ったりなど、ぼちぼち働き方の多様性が出てきたかなとは感じます。一昔前は、派遣であったりフリーターでの雇用は労働者側にとってかなりキツいのではと議論されていました。もちろん、派遣やフリーターの働…

メタバースを価値あるものにするためには

最近はザッカーバーグが、メタバースで撮った写真が話題になってますね。このブログでも、昨年にメタバースについて取り上げ、 toaruit.hatenablog.com セカンドライフの事例や、Metaの取り組みなどについて触れました。そこでもメタバースのユースケースに…

自由とは主観的なものかもしれないという話

以前にこのブログで自由について取り上げました。 toaruit.hatenablog.com 自由について色々な考え方があるかもしれませんが、個人的にはミルの「他者の功利を損なわずに自分の幸福を追求する自由」というのが、現実的な考え方かなと感じます。このミルの考…

どこにいるか、何をなすべきか

自分が今どういう環境で働いたり学んだりしているかというのは、非常に重要であることは改めて言うまでもないかもしれません。環境によって、自分の力が発揮できなかったりすることは往々にしてあり、だからこそ節目節目の選択が大事になってくると感じます…

社外取締役のあり方について考えてみる

最近は、そこそこの規模の会社で社外取締役を置いてるところも、珍しくなくなってきました。社外取締役の大体が、いわゆる名義貸しみたいな感じになってる風潮もなくはないですが、最近だと以下の記事のように社外取締役が解任される、みたいなこともちょく…

2022年時点のWeb3について考えてみる

最近、Twitter等々でWeb3のことが話題になってますねぇ。DXと同様に書いてる人はWeb3のこと理解してんのかって思うようなのも散見され、結局Web3ってなんだかよく分からん怪しいものみたいな感じで、読んでる人も多いのではないでしょうか。現状のWeb3は投機…

家庭崩壊が起きた時のケア

既にニュースで多く報じられていますが、安倍元首相が参議院選挙の時に銃撃を受けてしまいました。心からお悔やみ申し上げます。まだ、事件の詳細は捜査中だと思いますが、今のところ出ている情報だと、おそらく犯人の個人的な恨みによるものが、動機である…

プログラミング言語自体の機能以外での選定観点

何のプログラミング言語を選べば良いのかという課題は、エンジニア界隈で盛り上がる話題の一つですよね。個人的には言語自体の機能やメンバーの志向みたいなのが一番大事とは思いますが、とはいえ使いたい言語がユースケースにはまらないのではという懸念も…

関心とメンタルは互いに影響し合うかもしれない

以前に、無関心と関心は伝染するかもしれないという記事を書きましたが、 toaruit.hatenablog.com 今回は似たようなトピックで、関心とメンタルについて書いてみたいと思います。 鬱っぽくなる時とか私もあるのですが、その時は今やってる仕事とか人付き合い…

2022年におけるWebアプリとネイティブアプリの技術に関する考察

Webアプリやネイティブアプリは、技術的に移り変わりが激しいですよね。数年前と今とは状況が違うでしょうし、また数年後も変わってると思います。とはいえ、現時点でこうなっていくんじゃないかという妄想は出来なくはないので、個人的な見解を書いてみたい…

昨今の不正と内部統制について考えてみる

ここ数年で製造業の不正を、ちょくちょく見かけます。少し前だと、日本製鋼所という東証プライムに上場してる会社が、平成10年から検査不正を行っていたという記事がありました。 www.iza.ne.jp 以下はけっこう前の記事ですが、日本製鋼所に限らず、色々な会…

aikoの花火について個人的な考察

そろそろ、夏も本番になってきましたね。コロナもだいぶ落ち着いて、今年は花火が開催されるところも増えるかもしれません。花火をテーマにしている歌はいくつかありますが、個人的にはaikoさんの花火がけっこう好きです。少し前にYouTubeでもMVがアップされ…