とあるIT屋の独白

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批判はしてもよいが妨害はすべきでないと感じる

少し前ですが、グランスタ東京という商業施設が母の日に出した広告が少し話題になりました。内容うんぬんは置いといて、ネット上では賛否両論が出たそうです。

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結果的に、グランスタ東京は違和感を感じる人がいるとして広告を取り下げましたが、個人的にはちょっとどうかなと感じます。そもそも全ての人に対して、違和感や誤解を与えないようにするには、当たり障りのないような至極真っ当な内容にしか発信できないというような感じになると思います。ひねった内容やメッセージ性のあるような内容だと、一定数は違和感等を感じる人が出るのは致し方ないと思います。どのような経緯で取り下げたか詳細は分かりませんが、仮に批判に対して殊更に怖がる姿勢ということであれば、やはりそれは改めるべきと思います。

私は内容等について批判するなと言うつもりはありません。公の場に出ているものについて批判論評等を行う権利は誰にでもあると考えていますし、批判的な視点を持つのは健全と感じます。ただ、批判するにしても相手に対して直接メールや電話等をしたりだとか、業務等を妨害するような類の行動は避けるべきと考えています。現代はネットやSNSなど個人が発信すべき場はあるので、そこで自分の意見を述べて世に問うべきと私は感じます。
最近話題になってるつばさの党も、批判する時は相手の行動を妨害してもいいみたいな風潮から生まれたものではと個人的には感じます。つばさの党の主張が全部が全部めちゃくちゃというわけではないと個人的には感じたし、妨害ばかりがクローズアップされて肝心の主張内容がそっちのけになっている状態です。主張がいくら真っ当でも、相手の邪魔するような手段を選んでしまうと拒否感を感じるような、世間の風潮にはなってきていると感じます。