とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

電機大手4社に関する個人的な雑感(2021年時点)

電機系の業界といえば、日本を代表する会社(日立など)がけっこうあるのですが、ここ10年くらいでその事業内容だったり業績の浮き沈みなどが、かなり激しかったように思います。もちろん、各社良かった時期もあれば悪かった時期もあって、今後良くなる会社…

DXとアフターデジタルとOMO

私のブログでも、何度か取り上げているDX。前回はDX2.0を取りあげ、マーケティングとの絡みについて書きました。残念ながら(?)DX2.0については、そこまで浸透してると言えないのですが、このマーケティングとの絡みについては大事な論点と考えてるので、…

従業員が意識すべき経営者視点とは

少し前に、Quoraで下記のような「経営者意識」の記事を見かけました。たしかに改めてこれって何だろうと感じて、テーマとして面白そうだったので、今回は少しこの経営者視点について書いてみたいと思います jp.quora.com Quoraの回答を見ると、経営者意識と…

プロダクトマネージャーの役割について考えてみる

最近は自社プロダクトやサービスの開発で、プロダクトマネージャーを置くことも珍しくなくなってきました。ただ、その役割ってけっこう現場によっても違ったり、担当する人によっても違ったりして、何をすべきか人なのかというところまで、そこまで認知はさ…

共感の考え方とアジャイル

私は学生時代にちょっとだけ経営学的なのをかじったのですが、その時にちらっと見かけて印象に残ったのが野中郁次郎先生の論文でした。内容の詳細はそこまで覚えてないのですが、決まりきったフレームワークではなく、ある種の感情的な人間的な要素を大事に…

アフリカの貧困問題とSDGs

SDGsって最近よく聞きますよね。2015年に採択されてから数年経って、今はかなりニュースとかでも取り上げられる機会が増えてると思います。SDGsでは17の目標を掲げていて、そこには貧困だったり飢餓をなくすことや、教育機会の均等などが掲げられています。…

なぜ精神論がナンセンスになってしまうのか

最近は政府のコロナや五輪対応で、それ単なる精神論だろ、と突っ込みをいれたくなることが、ちょこちょこあると思います。少し前の記事ですが、丸川大臣が「五輪で絆を取り戻す」といった、ちょっと良く分からない精神論が印象的ですね。 mdpr.jp コロナの普…

システムの開発とエンジニアの雇用

以前にこのブログでも取り上げた終身雇用について、今回はシステム開発に絡めて書いてみたいと思います。というのも、システム開発の体制と日本の雇用は関連していると私は考えています。日本の雇用のやり方やITの活用が変わろうとしてる今、システム開発の…

天才の創造性を政治に活かすためには

以前にこのブログで、天才の創造性をどう活かしたら良いかについて書いてみましたが、 toaruit.hatenablog.com 今回は少し政治にフォーカスをあてて考えてみたいと思います。台湾ではオードリー・タンのような超天才が政治の中枢にいて色々な取り組みを行っ…

仮説検証とアジャイル

アジャイルについて、私のブログでも何度か取り上げました。そこではエンジニア自身が限られた工程だけをやるのではなく、ビジネスと対話しながら一人一人が開発を自己完結させることが大事と書きました。今回はなぜこういった意識が大事かというのを、もう…

学校に行かなくてよいという価値観とカイゼンの精神の対立

少し前から学校へ行かなくてよい、と主張するYouTuberが世間をにぎわせてますね。もちろん、心身をすり減らしてまで行く必要はないと私も思いますし、諸々の事情で学校へ行けなくなった人の受け皿は必要とは思います。ただ、学校は行かなくてよいものかと言…

EDRとは何か

最近セキュリティ関連でちょくちょく見かける「EDR」というワード。今回はこのEDRについて少し調べてみたので紹介します。EDRとは「Endpoint Detection and Response」で、端末に対して何かセキュリティの攻撃が発生した時に、それを検知するのを目的として…

真面目に頑張っても評価されない社会で

できれば楽して金を稼ぎたい、私だってそう思うし、そう思っている人は多いでしょう。真面目に頑張っても大して給料が上がらない、そういう状況だったら人は頑張る気はなくすでしょう、当然です。以下の記事にあるような、不真面目にやってた方が楽だし給料…

AppleとGoogleのオンライン広告(2021年5月時点)

このブログで何回か取り上げたオンライン広告、なかなか動きが激しい業界ではありますが、現時点での動きや感じたことまとめてみます。昨今のオンライン広告で影響力のあるメインプレイヤーは、AppleとGoogleでしょう。もちろん、例えばFacebookとかもオンラ…

ハッタリに惑わされない考え方

例えば会社とか事業で成功したいとなった場合、ハッタリをかますこともあると思います。少し前にホリエモンが「ハッタリの流儀」という本を出版してから、個人的にはこういうハッタリをかましてくる人が増えた気がします。ハッタリをかますこと自体は一概に…

アカウントベースドマーケティング(ABM)とは

マーケティングと言うと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。最近だとあまりリアルでのイベントや販促やイベント等を行うのも難しくなってきたので、オンライン広告やメールマガジンやSEOなんかを思い浮かべるかもしれません。もちろん、広く知っても…

ソースコードへの意味付けと型に関する私見

以前に私はZennにて、動的型付け言語に関するポエムを書きました。 zenn.dev その際、型が無いと無秩序になりやすいという点や、動的言語自体の問題というよりはそれを使う側に問題があるという内容に触れました。もちろん、使う側のレベルやメンバーの知識…

責任と決めること

日本の政治家や企業のトップが無責任、という印象を持ってる人は多いのではないでしょうか。まぁ、前からそんな感じが続いているような気がしますが、いざコロナ等の問題が起きて一気に顕在化したような感じがします。なぜ日本では、多くのトップが責任を取…

コネクテッドTVと広告

最近、ちょくちょく「コネクテッドTV」というワードを見かけます。コネクテッドTVとは端的に言うとインターネットにつながるテレビのことなのですが、最近販売されているテレビは大体がインターネットにつながるかなと感じます。コネクテッドTVでは従来のテ…

現代のシステムエンジニアの仕事について考えてみる

システムエンジニア(SE)というと、システムの開発や設計を行うエンジニアです。そんなん分かっとるわという話ではあるのですが、最近はアジャイル開発やDDDといったアプローチが認知されるようになってきて、SEに求められる役割や仕事のやり方も変わってきて…

経営資源としての情報の変化

経営資源というと、ヒト、モノ、カネ、情報の4つがあげられます。ビジネスでお金を動かすとなると、この4つのいずれかを動かさなければいけません。例えば旅行業や宿泊業は、顧客である「ヒト」が動かないと始まらないし、Amazonや楽天などのEC業は「モノ」…

そろそろ二元論で考える思考はやめた方が良いと思う

時代劇とかヒーローものをイメージすると分かりやすいのですが、日本人というか人間は善悪の二元論で白黒つけることが好きな気がします。もちろん、それは否定しないのですが、現実世界において白黒つけられることは、けっこう少ないと私は思っています。善…

戦略とは何かについてあらためて考えてみる

戦略について昨年に下記のような記事を書いて、 toaruit.hatenablog.com その時は「進むべき方向性、シナリオ」といったことがどんなものなのかを、中心に取り上げました。もちろん、戦略の定義としてはこれでほぼ終わりなのですが、では進むべき方向性をい…

天才の創造性を活かすためには

かなり前になりますが、本ブログで天才を社内でどう処遇すれば潰さずにすむかという観点で、主に日本にみられるようなマネジメントのキャリアパスについて少し考えてみました。 toaruit.hatenablog.com 今回はこの天才の良さを活かすためにはどうするかとい…

現実と虚構とテクノロジー

最近はコンプライアンスが厳しくて、テレビなどのコンテンツが昔と比べて自由に作れないといった話を聞きます。時代の流れと言えばそれまでなんですが、ではなんでこのような変化が起きているのでしょうか。下記の記事では、「昔のスターはプライベートを絶…

コミュニケーションとチームとモチベーション

最近、ふと見かけた下記の記事。会社勤めしてると、辞めたくなるような時はやはりあって、なんとなく共感できた点が多かったです。 haneuma0628.hatenablog.jp 上記の記事にある通り、コミュニケーションとチームの部分は、その会社で働き続けられるかという…

CRE(Customer Reliability Engineering)について

最近、CRE(Customer Reliability Engineering)という言葉をちょくちょく見かけるので、なんだろうというのを少し調べてみました。雰囲気的には、以前に本ブログで紹介したカスタマーサクセスの考え方に近いものを感じます。 toaruit.hatenablog.com カスタマ…

ブラウザでのアプリケーション実行の変遷について書いてみる

私がエンジニアをやってる中で、Webアプリケーションにたずさわってたことが一番多い気がします。今振り返ると、私が実際にWebに関わってきた頃からだいぶブラウザの環境とかも変わってきている感じがします。今回は私が携わってきた内容とかも踏まえて、こ…

諦めることと若者の考え方の変化

私はスラムダンクを読んでた世代なので、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉が、まぁ染み付いてるわけです。諦めることより諦めずにがんばったほうがそりゃいいよね、と大体のスラムダンク世代の人は考えるでしょう。ただ、漫画では…

錯覚資産と感情と事実

少し前ですが、錯覚資産を上手く使って世の中を上手く渡る、というのが流行ったと思います。この錯覚資産とは「「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」及び、それを引き起こす事実」と、錯覚資産が提唱している人が述べています。 di…