とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

ゆたぼんがまともな雰囲気を出していることに対する考察

「人生は冒険や」でおなじみのゆたぼん、なんか最近まともなことを言うようになった感はあります。まぁ、高校生くらいの年頃にもなったし、いつまでもアナーキーなスタイルを取るわけにもいかん、という心境になったのかなという感じもします。

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歳をとったからという要因は、あるかと思いますが。また個人的には、昨年にも書いたようなインフルエンサーの優位性が落ちている状況になっている部分もあるかなと感じています。注目を集めるという点で炎上的な手法を使うのは否定はしませんが、それはあくまで一時的なものになりやすいですし、世間もけっこう冷めた目で見るようになってきてるとは思います。

toaruit.hatenablog.com


ゆたぼんもなんだかんだで、炎上的な手法を繰り返して認知度を高めてきて、行き詰まりが出てきた面はあるでしょう。ただ、真面目キャラになってSNS等で正論っぽいことを言うようになっても、それだけでは本質は変わらない気はします。作り込まれたコンテンツを提供できない限りはインフルエンサーであることは変わらなくて、インフルエンサーという地位自体は不安定であるし優位的でもない状態であると感じます。

コンテンツを作り続けて、それだけで稼げる人というのは本当に極一部だと思います。なので、とりあえずレールに乗って学校に行ったり何か仕事に就いたりする選択肢は、できれば残す必要はあると私は考えています。ゆたぼんはインフルエンサー的な発信を続ける一方で、レールに戻るような道も模索してる気はします。なので発信内容も、最近はそこまでレールに外れた内容にしないようにしてる節も感じます。
私が若い時はそうだったのですが、安定的な収入ができればほしい気持ちはあると思います。まだ10歳代の年代で、そのような安定的な道を捨てるのはリスクを感じるでしょうし、選択肢を多く残しておくほうが今後の長い人生を生きる上では大事かなと考えます。