とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

UXリサーチとはなにか

本ブログでも下記のように、何度かUXについて記事を投稿しましたが、

toaruit.hatenablog.com

 

最近は「UXリサーチ」なる単語を見かけるので、少し調べてみました。
UXリサーチとは下記の記事によると、「ユーザーがサービスや商品を使ったときに、どのような体験をしているかを調査すること」となっていて、まぁ言葉の通りではあります。何をすべきなのかというと、主なところはデータ収集と分析で、ユーザインタビューだったり、アクセスの解析だったりを行って、ユーザの体験の肝になるところを明るみにしていくという感じです。

qeee.jp


とはいえ、たまにこういった調査などでデータ収集を単発でやったりするものですが、中々改善に結びつけたりだとかサイクルをちゃんと回すまでが大変だったりします。私も昔にカスタマーサポートの部門で仕事をしていたことがありますが、関わる人が多いとちゃんとユーザの声を拾ってサービスに反映させるよう回すのは骨が折れるわけです。

もちろん、UXリサーチはデータ取集をやりたいわけではなく、あくまで「ユーザの体験」を調査することがキモなわけです。そのためには、組織においてユーザに対して「興味をもつ」ことが第一歩になるわけで、無機質なデータだけ渡されることに価値はないと思っています。

thinkit.co.jp

 

で、ユーザに興味を持つためにはどうしたら良いかというと、結局は色々なデータを収集することが手段の一つになってくるわけで、ユーザへの興味というところを起点にUXリサーチも始まって来るのではと感じます。着目すべきが「体験」である以上はいかにユーザの目線に立てるかということが大事で、その意識なしに手法だけ実行しても意味はないかなと感じます。逆に組織でそういった意識が出てきているのであれば、そこまで教科書通りの手法にこだらなくても良いのかなと思います。

gihyo.jp