とあるIT屋の独白

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性格の不一致について考えてみる

今の時代は、離婚する人も珍しくなくなってきてますよね。私と同年代の人でも離婚を経験した人は普通にいるし、離婚する事に対して別にいいんじゃないという感覚にはなってきています。そんな離婚ですが、理由として一番多いのはいわゆる「性格の不一致」だそうです。

mikata-ins.co.jp


そもそも性格なんて一致することの方が珍しいし、不一致なんて別に普通にあるのに、なぜこれが一位になってしまってるのか少し不思議に感じました。おそらく原因は性格の不一致ではなく、どこか別の点にあるように個人的には思います。
相手が嫌になる理由としては、下記の記事にあるような「生理的に無理」という状態になる事なのかなとは感じます。この「生理的に無理」ですが、なぜこんな状態になるのかというのは、論理的に原因を考察するのは中々難しいですよね。

next.rikunabi.com


上記記事でも触れられていますが、一つ考えられる原因は「孤独」に感じる事だと思います。前に私のブログの下記の記事で、孤独について書きましたが、現状について楽しめないと孤独の感情が大きくなって、社会から取り残されたような感覚が出てくるように思います。

toaruit.hatenablog.com


結婚する理由の一つとしては、孤独な状況を脱したいというモチベーションからという人もいるでしょう。ただ、結婚しても結局は孤独になるような状況はありえてしまって、自分が期待した状況と違う結果になるということは往々にしてあると思います。
なので、孤独の解消のために結婚という手段を選択するのは、あまり良くない結果になる可能性があるということです。結婚とは下記の記事で言うところの「所属」的な考えと私は感じていて、所属による安心感を得るのは今の時代にあまり合ってないのかもしれません。

toyokeizai.net


今の時代は会社や学校といったいわゆる所属の縛りが、どんどん緩くなってきていると感じます。会社に所属せずフリーランスで働いてる人は珍しくなくなったし、会社に所属していてもいずれ転職というのも多いでしょう。所属という考え方は、より一時的なものというのに変わっていくかもしれません。

離婚についても、相手のことが嫌になれば離婚しても別に良いかなとは思います。自分も相手も時間が経てば変わることもあるだろうし、社会が目まぐるしく変化していく現状で、人が変わることは致し方ないことではあります。ただ、所属という縛りが弱くなっていく中で、相手ではなく自分がどうあるべきかみたいなことは、一昔前よりもちゃんと考えることが必要な時代だろうなとは感じます。