とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

信用は脆い資産になってきてる気はする

2023年の末に、文春が松本人志さんのスキャンダルを記事にしたわけですがその影響は大きく、松本さんがテレビなどのマスメディアに出ることは当面ないだろうという状況になりました。あれほどマスメディアに引っ張りだこだった松本さんでも、筋の悪いことをほじくりかえされれば一瞬にしてその地位を失うような時代になったとは感じます。

昨今は信用が大事みたいなことを言うインフルエンサー界隈の人は、多いかなとは思います。その代表例がキングコング西野さんで、主張は以下の記事のような感じです。

unistyleinc.com


その西野さんと言えど、この信用については現状盤石ではないかなと思います。元々、信者ビジネスとして批判されてた部分もありますが、やはりオンラインサロンの中でも嫌気が出てきてる人はいるようです。

numaresearch.com


西野さんも松本さんもそうですが、個人的には信用を過信しすぎた気はします。ある程度、積み上げておけば崩れることはないだろうと思ってたようには見えます。これは芸能人だけとは私は思ってなくて、会社等の組織でも起こりうることでしょう。少し前までは一つの組織で長くいればそれで逃げ切れる的な考えはあったと思いますが、もう今の時代はそれは難しくなってきてる感はあります。

president.jp


では今の時代どうすれば良いかというと、個人的にはリスクの分散が必要になってくると思ってます。仮に一つの領域で信用が落ちても、他に力が発揮できる領域がある状態が望ましいと思います。松本さんであれば主にテレビが活躍の場でしたが、例えば構成作家的な仕事であったり、島田紳助さんのように不動産やったり、NSCなどで育成したりなどなど。
ホリエモンは信用は大事と言ってはいますが、一方で以下の記事で信用を過信するなと言ってたりはします。今もインフルエンサーやったりビジネスやったり、色んなことに手を出してるようですが、こういうドライな面は個人的には嫌いではないです。

r25.jp

この人はいつまでも信用できる、という根拠のない確信、ひいては「執着」を捨てることが、後々に大きな喪失を抱えないための最善策だ。

芸能界でこの執着的なのを上手く捨てたのは、個人的にはとんねるずかなと思います。木梨さんは早々にテレビを活動のメインにしてないし、石橋さんもテレビの活動が減ってYouTubeに軸足を移しています。とんねるずは、少し過激な印象が持たれていてテレビから少し見放された面が、今になってリスクヘッジになったとは思います。信用が減った時に自分は何をするか、どう生きるか、それを想定して行動することは今の時代において大事な気はします。

www.1101.com