とあるIT屋の独白

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悪名は無名に勝るという考えは悪手になりうる

最近はSNSでのプロモーションは当たり前になってきて、迷惑系みたいなのも定期的に出てきますよね。へずまりゅうなんかは代表格で、迷惑系でもそれを利用して認知度が得られればいいという考えもあります。悪名を利用するのはマーケティング的には、ありっちゃありみたいな雰囲気はあります。

news.livedoor.com


ただ悪名を利用するのはリスクもあると個人的には思っていて、それがプラスにできないケースもあります。例えば、以下の記事にある禁断ボーイズのように、何かヘマをしてその後に立ち直れないといった例もあります。

www.jprime.jp


個人的には、どちらかというと立ち直れない例のほうが多い気はして、へずまりゅうのように悪名を活かし続けるのは、かなり難しいように感じます。以下の記事で指摘されてるように、

minamihonmachi.com

ただ、それで名を知られたとしても、次を頑張らなければ名はすぐに忘れられるのではないかと考えます

というのは、私の感覚に近いかなと思います。

悪名で注目を集めることで、継続的な利益が得られる算段がついてれば、炎上などの方法をとるのは全否定はしません。ただ、一時の注目を集めるために、あえて悪名を流すのはかなり悪手なように感じます。
特に企業であれば、一度広まった悪名をリカバリーするのは、かなり難しいでしょう。なので、なるべく炎上しないよう対策をする企業もそこそこあるわけですが、やはり炎上を防ぐような方針が王道な気はします。それは、悪名が広まって得る利益より、それによるマイナス効果のほうが大きい、という理由からかなとは感じます。