とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

プロジェクトはなぜ炎上するのか考えてみた

ITエンジニアの人は仕事をしていると、炎上プロジェクトに出くわすこともあると思います。プロジェクトの炎上≒デスマーチのような状況であるわけですが、デスマーチの定義が下記にまとめられていて、炎上しているときも大抵はこんな状態かなと思います。

デスマーチってこんなのだ!】
http://scrap.php.xdomain.jp/death_march/

 

上記の記事にもある通り、炎上の原因としては不十分な要件定義と甘い見積りがあげられます。たしかに上流工程のコンサルタントやPMにも炎上の責任はあるでしょう。ただ、プロジェクトの開始段階で、全ての要件を網羅したり、リスクポイントを洗い出すのも、それもまた困難なわけでして。
私の経験だと、炎上するケースは要件が途中で変わったりそもそも認識が違ったりした、という原因が多いような気がしてます。下記の山本一郎さんの記事にもありますが、そもそものプロジェクトの目的意識が不明確だったり、誰のためにやってるんだといったことが定まってないと要件もぶれやすくなると感じます。

【経営者の思いつきプロジェクトを「鎮火」させるために】
http://bunshun.jp/articles/-/9935?fbclid=IwAR0zAfln25KIstf_8dFFRRxURwXmPSK35EALNKSTMR-QlKNesnDacKsgyaw

プロジェクトの走り始めも肝心ですが、道半ばでもそもそもの目的とズレていないかというのを意識することが、傷口を広げさせないことにつながるのかなと思いました。