とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

日本のIT人材の今後について考えてみる

IT人材が今足りてない、という話はけっこう聞くかなと思います。また、ただ足りてないだけでなくスキルがある人が足りてないという話は、もっとよく聞くかなと思います。私は30歳もかなり半ばまできて、まだITエンジニアとしてやってはいけてるものの、エンジニアは年齢でみられてしまう側面があるのもまた現状と考えてます。
ITが必要とされる現場では今、エンジニアに対しどのようなニーズがあるのでしょうか。最近だと下記の記事にある通り、エンジニアでない人たちがITに関する知識を得てきていて、そういう人たちがエンジニアに対し直接要件を出すケースもあるそう。つまり上流工程として今まで別個に対応していた部分が、スキップされてエンジニアにふってくるわけです。

【IT人材は本当に枯渇するのか?】
https://enterprisezine.jp/article/detail/11776

かくいう私もそのような場面に出くわすこともあって、そのような場合はエンジニア側のコミュニケーション能力が求められる気がします。エンジニア側は要求に対して実現見込みや想定期間、懸念点などを要件を出す人に伝える必要があります。
コミュニケーション能力が不足しているとやはりつらい部分はあるのですが、ある工程を部分的に切り取られた仕事ではないので、目的をもって取り組める機会は増える気がします。やらされ感があると自分にとっても時間がもったいないので、下記の記事で書かれているような「全体を見る視点」を持って仕事したいエンジニアにとっては、良い環境になっているのではと感じます。

【【幸福学・前野隆司さん】不幸なエンジニアと幸せなエンジニア、違いをつくるのは「工夫・視点・強み」の3つ】
https://type.jp/et/feature/10107