とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

OODAループとは

仕事をしてるとPDCAをきちんと回せ、と言われることは一度はあると思います。ちゃんと計画を立てて物事がちゃんと進んでいるかチェックすることは大事です。PDCA自体は製造業における品質管理で元々用いられて、製品の品質のバラツキを少くする目的でとりくまれていました。その後、ビジネスの様々な場面で使われるようになってます。

【「PDCA」の意外な歴史と本質】
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/spv/1301/09/news007.html

最近はPDCAの代わりに「OODA」を使おうという記事をたまに見かけます。OODAは下記の記事の通り、みる(observe)・わかる(orient)・きめる(decide)・うごく(act)でループをまわしていきます。元々は米軍で作られた思考方法で、その場その場で早く行動することを意図したものとなります。

【「OODAループ」:「PDCA」では生き残れない】
http://iandco.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/ooda%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97/

PDCAとの比較については、下記の記事も参考になります。PDCAは計画通り実行できるかを主眼においていること、OODAでは状況の変化にいかに対応するかを主眼に置いてるのが、大きな違いと感じます。

PDCAがAI時代では「オワコン」な根本理由】
https://toyokeizai.net/articles/-/266207

中々、計画通りにうまくいかないときは、やはりまず動くというのも大事だと思いますので、PDCAのやり方で行き詰まった場合は、OODAのアプローチも試してみると良いかなと思います。