とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

日本のIT人材の今後について考えてみる

IT人材が今足りてない、という話はけっこう聞くかなと思います。また、ただ足りてないだけでなくスキルがある人が足りてないという話は、もっとよく聞くかなと思います。私は30歳もかなり半ばまできて、まだITエンジニアとしてやってはいけてるものの、エンジニアは年齢でみられてしまう側面があるのもまた現状と考えてます。
ITが必要とされる現場では今、エンジニアに対しどのようなニーズがあるのでしょうか。最近だと下記の記事にある通り、エンジニアでない人たちがITに関する知識を得てきていて、そういう人たちがエンジニアに対し直接要件を出すケースもあるそう。つまり上流工程として今まで別個に対応していた部分が、スキップされてエンジニアにふってくるわけです。

【IT人材は本当に枯渇するのか?】
https://enterprisezine.jp/article/detail/11776

かくいう私もそのような場面に出くわすこともあって、そのような場合はエンジニア側のコミュニケーション能力が求められる気がします。エンジニア側は要求に対して実現見込みや想定期間、懸念点などを要件を出す人に伝える必要があります。
コミュニケーション能力が不足しているとやはりつらい部分はあるのですが、ある工程を部分的に切り取られた仕事ではないので、目的をもって取り組める機会は増える気がします。やらされ感があると自分にとっても時間がもったいないので、下記の記事で書かれているような「全体を見る視点」を持って仕事したいエンジニアにとっては、良い環境になっているのではと感じます。

【【幸福学・前野隆司さん】不幸なエンジニアと幸せなエンジニア、違いをつくるのは「工夫・視点・強み」の3つ】
https://type.jp/et/feature/10107

Amazonのビジネスについて考えてみる

ネットをしている人でAmazonを使ったことがない人は、いないのではないでしょうか。少し前に、AmazonのCEOが長者番付1位になった通り、ビジネスも儲かっているでしょう。今回はそんなAmazonのビジネスについて少し調べてみました。
Amazonといえばショッピングサイト(EC)が主の事業となりますが、AWSリアル店舗、ロボティクスなどなど、ECで得たノウハウを他事業でも活かしています。本業のECでも商品カテゴリー毎に訴求方法を工夫するなどして、画一的にならないよう改善してる模様。

Amazonの根幹アイデアとは? 2019年に注目すべきアマゾン6つの動向】
https://webtan.impress.co.jp/e/2019/02/25/31876

昨年の記事ではありますが、事業の売上構成はこんな感じです。ショッピングが売上の多くをまだ占めてますが、AWSなど他事業もそれなりの売上と成長率もあります。

【世界最強のネット企業、Amazonで成長している事業トップ5をご存知ですか?】
https://www.businessinsider.jp/post-173217

個人的に気になるのは広告事業。Amazonくらい人が集まるプラットフォームだと、広告を出したいというニーズが出てくるわけです。Amazonでは自分が出品してる商品を広告に出すことができます。広告の詳細は、下記の記事にまとめられています。

【【最新情報】Amazon広告の仕組みと4つのメニュー】
https://roboma.io/blog/marketing/latest-information-the-structure-of-amazon-ads-and-4-menus/

DSPもやっているようで、Amazon以外のサイトにも配信できるんですね。。

アジャイル開発のプロジェクトの進め方

以前に本ブログでアジャイル開発について取り上げました。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/06/12/224630
目的等の意識はチームメンバーと共有したものの、ではどのようにプロジェクトを進めるかというのを今回取り上げてみます。
まず対象のシステムや開発物に対する取り組みですが、下記の記事の通り要件が決まっていない状態というところから始まるケースが多いと思います。なので試行錯誤しながら進めていく形に始めはなる感じになります。私もアジャイルのような形で以前にサービスの開発に参加したことがありますが、要件の決め方や役割分担などがかっちり決まってなく、若干手探りな感じになってしまいました。逆に要件がカッチリ決まってたら、そもそもアジャイルでやる意味があまりないかなと。

【第7回:アジャイル開発を阻む2つの壁--日本企業はどう乗り切るか】
https://japan.zdnet.com/article/35134231/

予算のたて方や顧客との接し方もウォーターフォールから変わってくるのが、ポイントですね。手順に従ってプロジェクトを進めるのではなく、その場その場で考えながら進める感じがよいのかなと。
下記の記事でも曖昧さへの対応や顧客との密なコミュニケーションについて、ふれられています。アジャイル開発はマニュアルや手順がウォーターフォールに比べると決まったものがない感があります。コミュニケーションスキルも含めた個々のメンバーの能力が、プロジェクトを進める上で大事になってくるかなと感じます。

【効果的なアジャイルチームが持つ6つの特徴】
https://japan.zdnet.com/article/35132138/

VR動画について調べてみた

ご存じの方も多いと思いますが、YouTubeではVR動画なるものがアップされていて、手軽に観ることができます。またの名を360度動画というのですが、今回はこの動画について取り上げてみます。
まずどんな動画かというのが、下記の記事にまとめられています。ご覧頂ければ分かるのですが、VR動画では再生中に色々な角度から動画を観ることができます。

VR動画15選!YouTubeのオススメ360度のまとめ】
https://tips.spacely.co.jp/vr_videos/

VR動画を、どうやってYouTubeにアップすればよいのか、下記の記事にまとめられています。基本的には専用のカメラで撮影して、アップすればよいだけです。

VR動画作成!360度動画の撮影から作り方をほぼ毎日UPしているYouTuberが教えます。】
https://rtc.okinawa/blog/360video

そして、どんなカメラを使えばよいのか、下記の記事に比較記事があります。どれも数万円以上はしますが、価格帯もそこまで幅広くないので自分の用途にあったものを選ぶ感じになりますかね。

YouTube VRに使える360度カメラ4Kおすすめ比較5機種】
http://www.kagua.biz/review/kaden/camera360.html

思ったより手軽にアップできたりするので、旅行とかよく行かれる方は検討しても良いかもしれません。動画は見ているだけでけっこう臨場感が出るので。

広告の適切な配信について考えてみる

以前にも本ブログで、アドベリフィケーションなど、ネット広告の配信の質を向上させる取り組みについて取り上げました。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/11/02/220609
今回はこの質の部分、何をもって適切な広告の配信となるかについて少し考えてみたいと思います。
受け取る側のユーザにとって、基本的には広告は煩わしいもの感じてると思います。下記の記事の通り、アドブロックを使ってるユーザは特に海外だとかなりの比率いるそうです。

【広告は嫌われている?世界の広告ブロックの現状と対策】
https://adinnovation.co.jp/blog/ad-blocking

以下の記事では広告を表示するサイト(メディア)側の立場でとられたアンケートなのですが、広告に対するクレームがユーザ側からくるそうです。なので、配信する広告を選別しないとコンテンツの価値が低下するリスクもあるでしょう。

【メディアのブランドセーフティを考える [インタビュー]】
https://www.exchangewire.jp/2019/03/26/interview-aja-media/

人手での審査が全部できればベストですが、やはり限界もあるので、配信システムの改善で対応できる部分はまだまだあると思っています。Web広告は多くの広告主がいて、適切かつ迅速な審査が表示する広告の質向上にもつながるのではと感じます。
下記の記事は広告主側で使うシステムに関してです。広告主側も適切なサイトに広告を出したいというニーズがあって、電通がそういったサービスを提供したりしています。

【適切なサイトだけに配信、電通などがデジタル広告の新施策】
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04076/

行動とは何かを考えてみた

前に勤めていた会社で「人は行動において評価されるべき」と言っていた方がいたのが、印象に残っています。口だけの人よりは実際に行動にうつした人が評価されるのはそうなのですが、そもそも行動って何というのが気になりましたので、今回は少し行動について書いてみます。
まずは辞書的な意味から。下記のwikipediaの記事にある通り活動や行いのことをさすわけですが、「行為」という言葉よりも広く「無意識の活動(条件反射など)も含む、より広い意味で用いられる」そう。

【行動】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%8B%95

また、行動は発言とは線引きすべきで、発言とセットでの振る舞いは「言動」を使うべきとのこと。あくまで体を動かす行いを下記の記事では、行動と位置付けています。

【「言動」の意味と使い方・語源・「行動」との意味の違い】
https://tap-biz.jp/lifestyle/word-meaning/1032738

さて、ここまで「行動」という言葉の意味から考えてきましたが結論としては、無意識も含む体の動作、という意味になると思います。
では、実際の仕事の評価で使われる行動の意味として適切かというと、本来的な意味とは少し違うかなと感じます。体の動作は評価の対象となりえますが、それ自体が何か意味を持つわけではなく、何のためにそれをしたのかという方が重要と私は感じます。そう考えると、実際の行動とその意図がセットで評価されていると思います。
私と同じように行動するということがどういうことかを取り上げたのが、下記の小田桐あさぎさんのブログ記事です。行動するということは「リスクをとる」意味合いという解釈です。



【行動するって何?って思ってた】
https://ameblo.jp/asagiblog/entry-12338755297.html

起業などをせずとも、普段の仕事等の中でもリスクをとることはあると思います。例えば誰もやらないような仕事を引き受けたり、やったことない分野にチャレンジしてみたり。。リスクの取り方は人それぞれだと思いますが、こういった行動が評価につながるのかなと感じます。

Juliaについて調べてみた

最近、ちょくちょく耳にするプログラミング言語「Julia」。今回はJuliaについて少し調べてみました。
Juliaは2018年頃から人気が出てきた言語です。Juliaは機械学習や計算に重きをおいていて、Pythonを意識しているような感じです。

【いずれPythonのライバルに?新言語「Julia」の人気が急上昇】
https://japan.zdnet.com/article/35124177/

環境構築や基本的な機能などは、下記にまとめられています。文字列の集合のあらわし方とか数学っぽいですね。Webのフレームワークもあるようです。

【実例で学ぶJulia言語入門】
http://itref.fc2web.com/lang/julia/

データを扱うときに使うライブラリなどは、下記の記事にまとめられています。Pythonと同様のことができる機能部分もありますね、Sparkへの対応がされると、大規模データを扱いやすくなるかも。

【データサイエンスにJuliaを利用する】
https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/blog/julia-for-data-science/