とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

広告の適切な配信について考えてみる

以前にも本ブログで、アドベリフィケーションなど、ネット広告の配信の質を向上させる取り組みについて取り上げました。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/11/02/220609
今回はこの質の部分、何をもって適切な広告の配信となるかについて少し考えてみたいと思います。
受け取る側のユーザにとって、基本的には広告は煩わしいもの感じてると思います。下記の記事の通り、アドブロックを使ってるユーザは特に海外だとかなりの比率いるそうです。

【広告は嫌われている?世界の広告ブロックの現状と対策】
https://adinnovation.co.jp/blog/ad-blocking

以下の記事では広告を表示するサイト(メディア)側の立場でとられたアンケートなのですが、広告に対するクレームがユーザ側からくるそうです。なので、配信する広告を選別しないとコンテンツの価値が低下するリスクもあるでしょう。

【メディアのブランドセーフティを考える [インタビュー]】
https://www.exchangewire.jp/2019/03/26/interview-aja-media/

人手での審査が全部できればベストですが、やはり限界もあるので、配信システムの改善で対応できる部分はまだまだあると思っています。Web広告は多くの広告主がいて、適切かつ迅速な審査が表示する広告の質向上にもつながるのではと感じます。
下記の記事は広告主側で使うシステムに関してです。広告主側も適切なサイトに広告を出したいというニーズがあって、電通がそういったサービスを提供したりしています。

【適切なサイトだけに配信、電通などがデジタル広告の新施策】
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04076/