とあるIT屋の独白

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行動とは何かを考えてみた

前に勤めていた会社で「人は行動において評価されるべき」と言っていた方がいたのが、印象に残っています。口だけの人よりは実際に行動にうつした人が評価されるのはそうなのですが、そもそも行動って何というのが気になりましたので、今回は少し行動について書いてみます。
まずは辞書的な意味から。下記のwikipediaの記事にある通り活動や行いのことをさすわけですが、「行為」という言葉よりも広く「無意識の活動(条件反射など)も含む、より広い意味で用いられる」そう。

【行動】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%8B%95

また、行動は発言とは線引きすべきで、発言とセットでの振る舞いは「言動」を使うべきとのこと。あくまで体を動かす行いを下記の記事では、行動と位置付けています。

【「言動」の意味と使い方・語源・「行動」との意味の違い】
https://tap-biz.jp/lifestyle/word-meaning/1032738

さて、ここまで「行動」という言葉の意味から考えてきましたが結論としては、無意識も含む体の動作、という意味になると思います。
では、実際の仕事の評価で使われる行動の意味として適切かというと、本来的な意味とは少し違うかなと感じます。体の動作は評価の対象となりえますが、それ自体が何か意味を持つわけではなく、何のためにそれをしたのかという方が重要と私は感じます。そう考えると、実際の行動とその意図がセットで評価されていると思います。
私と同じように行動するということがどういうことかを取り上げたのが、下記の小田桐あさぎさんのブログ記事です。行動するということは「リスクをとる」意味合いという解釈です。



【行動するって何?って思ってた】
https://ameblo.jp/asagiblog/entry-12338755297.html

起業などをせずとも、普段の仕事等の中でもリスクをとることはあると思います。例えば誰もやらないような仕事を引き受けたり、やったことない分野にチャレンジしてみたり。。リスクの取り方は人それぞれだと思いますが、こういった行動が評価につながるのかなと感じます。