とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

なぜ成果を重要視すべきかについて個人的な考察

以前に成果主義について、このブログで書きました。

toaruit.hatenablog.com

 

この記事では、成果主義はいわゆる結果主義とは異なるもので、「正しい頑張り方」をすることも評価に含めるという、プロセス評価が重要というのを書きました。では、なぜこの記事で取り上げた成果が大事なのか、というのをあまりそこまで書けてなかったので、今回はもう少しその点を書いてみたいと思います。

一昔前は、業務をきちんと把握してマイクロマネジメント的な的確な指示を出す人が、管理職としてふさわしいみたいな雰囲気はありました。ただ、今の時代は少し変わっていて、下記の記事にあるような、ある種のファシリテーション力が重要になっているように感じます。つまり、指示を出すのではなく、いかにメンバーに行動をしてもらうかがリーダーとして求められているということです。

gentosha-go.com


成果の出し方についても、結果に結びつくような答えを、誰も知らないということも全然ありうると考えています。昔は答えをリーダーが知っていて、リーダーの指示通りにやれば結果がついてくるということもあったかもしれません。しかし、今はそんな時代ではないので、指示通りにやっても結果出んなぁ、ということも往々にしてある気はします。

何が結果に結びつくか分からないから、何を成果にするかについても熟慮しなければいけないと考えています。それこそ、すぐに答えは見つからないだろうし、試行錯誤も出てくるでしょう。試行錯誤をする中でも、きちんと思考して前に進んでるのか、それとも停滞してるのか意識する必要はあると思います。前に進めるためには、下記の記事にあるような周囲の関係の質であったり思考の質が、大事かなとは感じます。

www.adeccogroup.jp


成果を出すことの前提として、取り組んでいることに興味を持つというのは、以前と比べるとメチャメチャ大事になってると思います。仕事だから言われた通りにやるで回ってた時代もあったかもしれませんが、今はリーダーすら答えを持ってない時代なので、言われた通りにやるだけだと、すぐに手詰まりになる気はします。

とはいえ、いや興味持ってることなんか別に無いよって言う人も、けっこういるかなと思います(かく言う私も、特になかった時はあるので)。もう少しこの興味について掘り下げると、下記の記事でホリエモンが言ってる通り、何に夢中になれるか、何が楽しいか、というところになってくるかなと私は感じます。自分が何が楽しいかなんて最初は誰も分からないので、とりあえず気になったらやってみるみたいなフットワークの軽さも、今の時代は大事な要素かもしれません。

toyokeizai.net