とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

コンテンツについて少し考えてみる

以前に私のブログでも、度々「コンテンツ」について言及したりしてましたが、

toaruit.hatenablog.com

 

ちょっと改めてコンテンツについて、ちゃんと書いてみたいと感じて今回記事にしてみます。
そもそもコンテンツとは何か、もちろん人によって定義はあるかと思います。下記の記事によると狭義的な意味だと「映画や音楽、文芸、アニメーション」となり、少し広く捉えると「文字や図形、色彩、音声、動作といった要素を組み合わせた情報」と書いてあります。

www.sungrove.co.jp


ただ、これだけだと視覚に入ってくるものほぼ全てが、コンテンツになり得てしまいますよね。上記記事にもある通り、コンテンツの成立要件として大事なのは、受け手がどう感じるのかであって、「読んだ人に満足感を与える情報」がポイントなのかなと私は考えています。

さて、コンテンツというものはけっこう曖昧なものではあるものの、間違いなくその重要性は高まっていると考えています。それは近頃、アニメやゲームといったエンタメ領域のコンテンツを中心にし、好業績を叩き出しているソニーの戦略にも見られると思います。数年前までは批判もけっこう多かったし、なんで電機メーカーがコンテンツにこだわるんだみたいな論調もあった気はしますが、ここへきて投資がちゃんと実を結んだかなとは感じます。

president.jp


コンテンツの重要性を考えるにあたり、下記の記事も参考になるかなと思います。コンテンツの媒体として、紙媒体やテレビ、ネットなどなど色々なものが挙げられますが、今後よりネットに統合されていく流れは続くと考えています。また、昨今のデジタル化の推進に伴い、生活においてもネットは重要な生活インフラとして、必要不可欠なものとなっているでしょう。そのような背景で、ネットを通したコンテンツの価値をどう考えるかというのは、大事になってくると思います。

newspicks.com

 

ネットに挙げられたコンテンツは、従来の各媒体などに分散していた文字情報や映像、音声情報、ユーザ情報などが統合され、効率良く受け手に届けることができる環境になってきたと私は感じます。そういった環境は海外のプラットフォーム(YoutubeNetflixやインスタ等々)によって実現されたものが大きいのですが、そのプラットフォームにのせるコンテンツについて、まだまだ充実させる余地があると私は感じます。

ほんと一例ですが、今まで全然ネットのコンテンツなど作ってなかった一次産業の業者(農業や林業など)も、商品情報や取り組みなどをネットにあげてみるなど、もっと盛んになっても良いかなと思います。今まではそんなのネットにあげても誰も見んよという感じだったかもしれませんが、今はかなりネットが生活のインフラに根付いていると考えているので、状況は変わってきているように感じます。都会に住んでいるような人が知らない情報などは、価値あるコンテンツとしての可能性はあるかなと個人的には考えています。