世の中にはいわゆる地頭がいいと言われている人がいて、何をやらしてもそこそこ出来ちゃう人はいるものです。下記の記事にあるような、医者の人が東大の大学院に入れちゃうみたいなことも、ままあるわけです。
さて、この地頭がいいと言うのは結局のところどういうことなんでしょう。ある種の才能と言われてしまえば、それまでなんですが、もう少し掘り下げてみたいと思います。
地頭がいい人の特徴が、下記の記事に紹介されています。もちろん、これを全部満たせることができればスーパーマンとして活躍はできると思います。
上記の記事の中で個人的に大事な要素は、理解力・コミュニケーション力・柔軟性と考えています。まず、物事に対する理解力はベースとして必要で、その理解力を相手に伝えるコミュニケーション力がないと、相手に地頭が良いと認識してもらえません。柔軟性ですが、ある領域に特化するというのも選択としてはありと思います。ただ、地頭という点だと、やはりある程度の柔軟性があったほうが、他の人に認められやすい傾向があるようには感じます。
さて、この地頭ですが、どうやって伸ばせばよいか。もちろん才能的な要素は否定しないですが、後天的にもある程度伸ばせると私は考えています。では、どうやって伸ばせば良いかというと、学習する内容や付き合う人みたいなところも大事とは思いますが、それに加えて「訓練(トレーニング)」が重要の要素と思います。下記の落合陽一さんのツイートで、触れられている内容ですね。
「学校の勉強なんて社会に出たって役に立たない」という人の決定的な問題は,教育が持つコンテンツとトレーニングという2つの要素を認識できていないことだ.コンテンツ(数学や理科など)が社会に出て使わないからといってトレーニング(学習訓練)を行わないで良いはずがない.貧困がループするぞ.
— 落合陽一の言葉 (@ochyai_meigen) 2018年3月2日
訓練に関して、特に勉強する分野や会う人を限定することはしないで良いと思ってて、取っ掛かりは自分が興味持てる分野で良いかなと個人的には思います。大事ことは学習や対話の訓練をすることで、これをいかに続けらるかといったところが、地頭を鍛えることにもつながっていくような感じはしています。
冒頭で紹介した医者の人の記事にもありますが、理解力とコミュニケーション力を鍛えることで地頭が鍛えられ、他分野にも対応できるような柔軟性も自ずと生まれるのではと考えています。やはり、ベースがある人は強いなとは感じます。