最近はコロナの影響で、広告が減ってるという話もちらほら聞きます。オフラインでの広告もそうですが、オンラインの広告も影響があって今まで通りのやり方をしていても、コロナ前と同じようにはいかないかなと思います。ということで今回はオンライン広告を主にして、どのような広告の出し方をしていけば良いのかというのい触れてみたいと思います。
コロナ前からそうですが、ユーザに対するターゲティングがCookie規制により厳しくなってきています。ユーザーを無許可でターゲティングする広告は元々あまり好感をもたないユーザは多くなってきている感があり、もちろん手法としては無くならないと思いますが、やり方自体もそれだけではなく、徐々に見直す必要があると感じています。
というわけで、個人的に注目しているのは「面」に対して、最適な広告を出していこうという動き。つまり、広告にアクセスする人ではなく広告が表示されるメディアのコンテンツ内容に応じて、出す広告を選別しようという流れです。
【「面」への回帰、倫理的なパーソナルデータ活用が鍵に/ポストCookie時代のマーケティングを考える】
https://markezine.jp/article/detail/33146
下記の記事にあるUNICORNというツールでは、メディアのコンテンツ内のキーワードを解析した上で、そのキーワードにターゲティングするような機能が発表されています。つまり広告主は自身が表示させたいと思うようなコンテンツに、広告が出せるような仕掛けになります。
【UNICORN、コンテンツの文脈に沿ったキーワードでユーザーターゲティングを行う機能を提供開始】
https://markezine.jp/article/detail/33354
ログリーでも同様の機能が最近発表されていて、コンテンツキーワードを用いた「コンテキストマッチ配信」というサービスを行おうとしています。例で挙げられているのが芸能人名で、例えばある芸能人を起用した広告と親和性の高いコンテンツに広告を出せるような機能があるそう。こういった機能の拡張をしていけば、昨今コロナの影響で自粛しろという批判がされるようなところに広告を出すのを避ける、といったことも可能なのではと感じます。
【ログリー、Cookieを使用しない広告配信技術の確立に向けヒトクセと協業を開始】
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000054.000006043&g=prt