とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

OMOとは何か

以前に本ブログの下記記事で、オムニチャネルやO2Oについて書きました。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/06/07/001811
最近はOMOという新しいワードを見かけることがあるので、今回少し書いてみたいと思います。
O2Oは「Online to Offline」でいかにオンラインの顧客をオフラインに誘導するか、オムニチャネルは実店舗やネットなど様々なチャネルで購買ができる、という考えになります。そしてOMOとは「Online Merges with Offline」の略で、下記の記事では直訳すると「オンラインとオフラインを併合する」と書かれてます。

【OMOとは?オムニチャネルの次の新しいマーケティング概念であるOMOを徹底解説!】
https://www.ecbeing.net/contents/detail/181


統合ってどういうことかというと、下記の記事にある、中国のスーパーの例がイメージしやすいかと。スーパーは日本だと、オンライン・オフラインが分断されてる印象があります。この例だと、実店舗ではオンライン決済が使えレジも無人、またECでは近くなら30分以内の配達と、オンラインとオフラインの境目が低くなってる、という感じになってます。

【未来の顧客体験、OMOとは?小売デジタル化の先進国・中国の事例に見るヒント】
https://squareup.com/jp/ja/townsquare/online-merges-with-offline

もう少しオンラインとオフラインの位置付けを明確にすると下記の記事にあるイメージの通り、基盤としてオンラインがあってその中にいかにオフラインを組み込むか、という感じになるみたいです。なのでOMOを取り組むにあたっては、オフラインのデータをいかにオンラインに取りこんでいくかというのも、大事な気がします。

O2Oの上位概念?「OMO」をLINEで実践! LINEプラットフォームを利用するメリットを徹底考察】
https://webtan.impress.co.jp/e/2020/04/08/35440