とあるIT屋の独白

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広告プラットフォームとしてのTikTok

普通にスマホを使ってる人なら、大体の人はTikTokの動画を見た事があるかもしれません。私は去年くらいから、ちょくちょく動画を見てるのですが一年でここまで認知度が高くなるとは思ってませんでした。ユーザがたくさん集まるということは、広告での収益も期待できるわけで、今回はTikTokの広告について取り上げてみたいと思います。
今年に入ってTikTok広告が活気付いてきていて、アプリで広告を見ることも多いかと思います。下記の記事の通り、静止画から動画からTikTokerとのコラボまで、ユーザに広告を見させる仕掛けが入ってるといえます。

TikTok広告を早くも活用する企業たちの全貌。2019年は「TikTok広告」元年になる】
https://www.businessinsider.jp/post-184556

ユーザが集まると、TikTokというメディアが広告のプラットフォームとなるわけです。下記の記事の通り、サイバーエージェントの子会社であるAJAが自社のネットワークの中で、TIkTokの広告枠の買い付けも出来るようにしました。AJAではAbemaでも広告枠の買い付けができるので、動画広告の配信先を広げることが出来るわけです。

【AJA、「TikTok」と連携を開始 あわせて若年層マーケに特化した動画広告プラットフォーム提供へ】
https://markezine.jp/article/detail/31618

さて別の観点からユーザが集まるということは、そのユーザのアクセス履歴等から嗜好が推測できるということです。TikTokではそのユーザデータを活かして「TikTok Audience Network」という事業もやっていて、アプリの広告ターゲティング配信に活用できるような取り組みも行なっています。

ジーニー、ByteDanceが提供する「TikTok Audience Network」と「GenieeSSP」にて連携を開始 ~動画リワード広告を利用するアプリ事業者様の広告収益最大化へ~】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000010742.html

 

Webサービスやメディアでユーザが集まるということは、こういった広告ビジネスができる可能性が高まるということです。例えば自社で事業をする時など、いかにマネタイズするかを考えるときは広告も一つの選択肢としてあげても良いのかなと思います。