とあるIT屋の独白

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Microsoftのクラウドとオープンソース戦略

最近はMicrosoftAWSクラウド分野で抜いたとか。GitHubを買収したり、OracleCloudと接続したり、色々と話題になってましたね。WindowsのOSを中心とした以前のMicrosoftとは、明らかに違う戦略をとってきてるなと感じます。今回はこのMicrosoftについて、取り上げます。
これも少し前の話題ですが、GoogleMicrosoftActive DirectorySQL Serverのマネージドサービスを提供するという話。

【[速報]GoogleActive Directoryのマネージドサービス、SQL Serverのマネージドサービス提供を発表。Google Cloud Next '19】
https://www.publickey1.jp/blog/19/googleactive_directorysql_servergoogle_cloud_next_19.html

10年くらい前は、GoogleMicrosoftは対立するものというイメージでした。それが今ではクラウド領域でパートナー関係になるまで、変化してるということです。これは競争環境が変わってるのと同時に、MicrosoftのCEOがナデラになってからの方針転換なのかなと感じます。

【「Google vs Microsoft ~ 将来における戦い」をガートナーが戦略分析】
https://www.publickey1.jp/blog/10/google_vs_microsoft.html

下記の記事をみると分かる通り、MicrosoftはOSではなくクラウドのプラットフォームにリソースを割こうとする姿勢がみえます。クラウドにシフトするということは、いかに広くサービスを使ってもらえるかというのも大事なポイントなので、Googleとの連携も戦略としてありになってくるわけですね。

Microsoft Build 2018まとめ:Windows中心の戦略は諦めて、AIを偏在化させるプラットフォーマーに】
https://www.gizmodo.jp/2018/05/microsoft-build-2018.html

少し前にMS-DOSがソース公開したように、OS自体もMicrosoftOSSを採用する可能性もあります。Visual Studio Codeソースコードが公開されていますが、ここからも徐々に自前でソフトウェアを作るというところから、ソフトウェアの作成をOSSにシフトしていって、よりクラウドにリソースを投入していくのではと感じています。

MicrosoftWindows Core OSにOSSをさらに採用か】
https://news.mynavi.jp/article/20190123-759966/