以前に本ブログでITをアウトソーシングを検討する際の、コアとノンコア業務について取り上げました。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2017/11/20/013556
どの業務をコア領域か見定めた状態を前提として、今回はシステムの内製開発にフォーカスして取り上げてみたいと思います。
内製開発は、基本的に正社員を中心として進めるものとなります。なぜなら内製開発を行うメリットとして自社の事業への関与の高さが挙げられ、そのために長期スパンで在籍してくれる人や事業に理解を示してくれら人の方がよいからです。
もちろん、採用のコストがかかったり教育のコストもかかってくるようなデメリットもあります、ここらへんのメリデメは以下の記事にまとめられています。
【内製開発vsアウトソース開発】
https://enterprisezine.jp/article/detail/11960
また、内製化をやったはいいけど上手くいかないという要因が下記の記事にまとめられています。間接部門等を含めた全てのシステムを内製化するのは困難と見られるので、内製対象の絞り込みと開発の進め方を意識しなければいけないなと感じます。
【システム開発の内製化に失敗する企業に共通する3つの要因】
https://risingsun-system.biz/3-reasons-in-house-development-failure/
昨今、システム内製化を進めるべきという流れがありますが、十分な準備を行わず見切り発車で進めるのはあまり得策ではないと個人的には思います。例えば、下記の記事に書かれてますが、仮に上流だけ内製化した場合においても、ちゃんと要件定義などできる人材をあつめれるか、下流をアウトソースする場合、ちゃんとマネジメントできるか、という点は留意すべきかなと。
【システム内製化という時代の流れについて】
https://it-job-agenda.blogspot.com/2017/04/blog-post_16.html?m=1
内製化自体は選択肢の一つとして挙げてもよいと思いますが、開発体制をきちんと構築するのは簡単なことではないので、腰を据えて取り組んでいけるかという点が、大事になってくると感じます。