とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

マイクロモーメントとは何か

人がなぜそれを買ったのか。もちろんアンケート調査等を行えば分かるといえば分かるのですが、費用も手間もかかるし、、といった悩みがあります。
購買行動についてのデータ収集となると、真っ先に思いは浮かぶ手段はSNSのデータになるかなと感じます。下記はTwitterの分析例ですが、Twitterだといつ何をつぶやいたのかデータとして残るので、アンケート調査よりも時系列が明確になりやすいというのがメリットの一つです。

【「Twitterは消費の実録である」ツイート分析でわかった、消費行動パターンとは】
https://markezine.jp/article/detail/30881

瞬間瞬間で発生する消費者の心理(感情)のことは、マイクロモーメントと呼ばれています。下記の記事にまとめられているのですが、マイクロモーメントをベースとしたマーケティングでは、その瞬間の消費者の感情を上手くとらえる必要があります。

Google提唱の「マイクロモーメント」― 欲求に瞬時に応えるこれからのマーケティングの考え方】
https://innova-jp.com/201601-micromoments-and-marketing/

その瞬間の消費者の感情をとらえるには、何が購買行動に紐づいていくかデータを分析する必要があって、マイクロモーメントのデータを活用することは、今後より求められてくるかなと感じます。ただ、独自のデータを収集したい場合は、そのための基盤をまずは作る必要があります。
以下はリクルートで、GCPクラウド上に構築した例。CloudFunctionやCloud Dataflowなどおもしろそうな構成で構築してます。

【リアルタイムなストリームデータを活用――GCPでデータ基盤を内製し、マイクロモーメントに対応する】
https://codezine.jp/article/detail/11465