とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

プロダクトオーナーとプロジェクトマネージャーの役割

自社でパッケージやサービスを運営してる会社で、プロダクトオーナーの役割を置くところも、珍しくなくなってきた感じがあります。今回は、このプロダクトオーナーと受託開発の現場とかにいるプロジェクトマネージャーについて、取り上げたいと思います。
まずは、プロジェクトマネージャーについて。こちらは情報処理技術者試験でもある通りイメージがつきやすい役割かと思います。システム開発プロジェクトの計画や人員の管理、進捗管理などを行ったりします。

【プロジェクトマネージャー】
https://mynavi-agent.jp/it/jobindex/02.html

対して、プロダクトオーナーはアジャイル開発をちゃんとやってる現場でないと、イメージがつきにくいかもしれません。もちろん、プロダクトに対し責任を持つ人なわけですが、具体的にどのような職務内容になるのか、というのがけっこう曖昧かなと個人的に感じています。
具体的にどのような仕事か、下記のペパボ社の記事が参考になるかなと思います。おおまかな仕事の分類としては、正しいものを作る、問題を解決できる、影響力を広げる、といったものになります。

【プロダクトオーナーの専門性を整理した話】
https://tech.pepabo.com/2018/07/13/criteria-for-product-owner/

上記の記事を見ると、プロダクトオーナーの仕事は幅広いものになってることが、分かると思います。また下記の記事では、プロジェクトマネージャーとの職務の対比をしていますが、プロジェクトマネージャーの職務の多くはプロダクトオーナーとかぶってるのが、分かると思います。

アジャイルスクラム開発のプロダクトオーナーとプロジェクトマネージャーの役割の対照表】
https://blogs.itmedia.co.jp/narisako/2019/05/post_47.html

なので、プロダクトオーナーはマネジメントしなくていいというわけではなく、本来的にはマネジメント含めてプロダクトに責任を持つわけで、大変な役割と感じます。