2045年にAIの知能が、人間を越えると言われています。シンギュラリティを直訳すると技術的特異点となるのですが、指数関数的に技術が進化していくなかで、それまでの進化の継続性がたちきられ、無限大に大きくなるポイントとなります。
【「AIが人類を超える」どころじゃない! こんなに凄い「シンギュラリティ」の衝撃】
http://www.gentosha.jp/articles/-/8000
なお、よく言われているシンギュラリティとして、AIが人間を越えるということでつかわれていますが本来的な意味合いとしては、下記の記事で論じられている通り、あくまで人間主体の進歩ということになります。
【シンギュラリティで人類はどうなるのか】
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/ai/080300003/?ST=mobile
もちろん、今後AIが進歩することで、人間が行わなくてよい作業や判断しなくてよい部分が増えることは想定されます。では人間の存在意義は何なのかというと、下記の記事でドワンゴの川上CTOが指摘している点がおもしろいです。人間を人間たらしめるのは、社会の環境(人工物)であって、それはAIがあろうがなかろうが変わらないということ。
【川上量生「中国のネット管理政策は正しい」機械が人間を支配する時代は来るのか】
http://toyokeizai.net/articles/-/185263
私的結論としては、シンギュラリティはあくまで人間にとってどのような影響を与えるかという視点であって、AIと人間を比較するものではないということ。また、AIを活用することで、今後より人間が自分のやりたいことによりフォーカスできる未来が来るのではと感じます。