テレビとネットの融合がさけばれてしばらくたちますが、その間に様々なサービスが出て来ていて、従来の地上波を視る手段としてのテレビから、役割も変わってきているものと感じます。
まずハード的な観点で挙げられるのはAppleTVかなと思います。AppleTVではスマホのようにアプリのインストールをすることで、YouTubeやNetflixをみることができます。
【「Apple TV」で生活はこう変わる――YouTubeが大好きな主婦の場合】
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/spv/1512/11/news079.html
AppleTVはOSもテレビ用に開発するなど、Apple社としても力を入れているようです。
【AppleTVに秘められた壮大なる発展シナリオ】
http://toyokeizai.net/articles/-/85154?display=b
コンテンツ的なところでいくと、ネット放送局のAbemaTVが挙げられると思います。AbemaTVでは地上波のテレビと同様に、広告収入がメインとなっているので視聴者は基本無料で視ることができます(有料でのサービスもありますが)。ネット放送局なのでスマホアプリやWebから視聴します。
【AbemaTV-Wikipedia】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/AbemaTV
現在のところ赤字のようですが、ひろゆき氏の予測では失敗する見込みだそうです。
【西村ひろゆきが大胆予測「AbemaTVは失敗する。コスト面で本質的に無理」】
http://netgeek.biz/archives/91509
AbemaTVは、各チャンネルのカテゴリーがある程度はっきりしていて、コンテンツ的には固定の視聴者を獲得しやすいのではと感じています。今後はいかに視聴者を増やして広告収入を得るか、というのが考慮すべきてころでしょうか。
最後に地上波のテレビですが、下記の記事のように数ある中の一つのコンテンツとしての役割にすぎない、という感じになってきているのではと。
【お前はただのコンテンツにすぎない。
--氏家夏彦さんのテレビ進化論--】
http://hamidashi.com/column/2014/06/02/-----1.html
動画配信サービスやそれを見るデバイスが多様化し、視聴者側も選択肢が増えているので、各人が思い浮かべる「テレビ」の形は異なるものになっていくかもですね。