とあるIT屋の独白

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SIEMとは何か

令和の時代になっても、セキュリティの問題はわんさか出ていて、むしろセキュリティの需要はより高まってる感じはします。最近でも、ベネッセの子会社が不正アクセスになったことが話題になりましたね。セキュリティの対応をするにしても、アンチウイルスを入れたり、パッチをちゃんと当てるのは当然として、ただそれでも防ぎきれないケースは出てくると思います。
完全に防ぐのは難しいにしろ、何かあったときにちゃんと検知する仕組みは大事です。一例として下記の記事に、SIEM(Security Information and Event Management)というものが紹介されています。SIEMではアクセスログ等を収集し、相関分析によりセキュリティリスクのアラートを検知する仕組みになります。

【SIEMとは?概要から仕組み、メリットデメリットまで徹底解説】
https://cybersecurity-jp.com/security-measures/33591

SIEMの製品として、一例ですがIBMが販売している「QRadar」というものがあります。WatsonによるAIでの自動分析機能がついているらしく、分析機能が強そうなイメージがあります。

IBM QRadar】
https://www.ibm.com/jp-ja/security/security-intelligence/qradar

また、オープンソース界隈だとElasticsearchで有名なElastic社が、Elastic Stackというスイートに、SIEMの機能を付けたそう。ビジュアライゼーションツールのKibanaの機能として追加されたそうで、現状でKibanaを使っているのであれば、セキュリティ領域への応用もできそうな感じがします。

【「セキュリティ分析には検索が欠かせない」、検索エンジンのElasticがSIEM機能をリリース】
https://it.impressbm.co.jp/articles/-/18553