開発にしろ保守にしろ、システムの現場において何かを変えるのは大変です。やはり、メンバーが慣れてるやり方を変えるのはスイッチングコストがかかりますし、それなりのメリットも求められます。そんな中、開発現場を改善した例が下記の記事に紹介されています。
【スクラム崩壊からの復活、神Excel手順書ベースの運用からAnsibleでの自動化へ――泥臭い現場の取り組みに学ぶ、明日から使える開発ノウハウ】
http://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1806/05/news010.html
今回は特にAnsibleに着目してみたいと思います。Ansibleは上記の事例記事にあるように、サーバ設定などのコマンドをコード化して、管理するツールです。下記URLのスライドに概要などまとめられています。
【Ansibleで始めるインフラ構築自動化】】
https://www.slideshare.net/mobile/dcubeio/ansible-72056386
特徴としては「冪等性」という何があるべき状態化を定義するという、思想です。この思想で作られていると、他の環境で同じようなものを構築するときに流用ができるということです。
もう一点、大きな特徴としては操作対象のサーバにエージェントが不要という点。冪等性と併せて下記の記事で解説されています。
【なぜ構成管理はAnsibleがいいのか?~『Ansible徹底入門 クラウド時代の新しい構成管理の実現』より】