とあるIT屋の独白

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コロプラの特許紛争について考えてみる

コロプラといえば位置ゲーの会社、というのは一昔前で、今やスマホゲームでヒット作をもっている有数の会社といえるでしょう。私も幾つかゲームやってみて、よく出来ているなという印象のゲームが多いです。

さて、そんなコロプラですが年初から話題になっているのが、任天堂との特許紛争。焦点となっているのが、コロプラのゲームで使用されているぷにコンの技術です。

 

任天堂、タッチパネル上の操作でコロプラを提訴。ぷにコンに激怒か】

http://ga-m.com/n/nintendo-colopl-punikon-saiban/

 

もう少し細かい内容は、以下のまとめにあります。コロプラは、ぷにコンに関して特許を持っているのですが、保有している箇所はUIの部分で、実際の操作部分は任天堂のジョイスティックの特許を使用しているのではということで今回の訴訟となったわけです。

 

【【ぷにコン特許侵害】コロプラが持ってるのはUIの表示だけ!?技術的な部分の特許は任天堂が所有か】

http://matomame.jp/user/bohetiku/cf76540c118149fc7847

 

こういった技術的な部分の特許に関する訴訟は侵害しているかの判断が、難しいところではあります。そんな中で任天堂の法務部は最強と言われていて、今回はコロプラの分が悪いのではという観測です。

 

【なぜ「任天堂法務部」は最強と言われるのか?過去の裁判での戦いがチート並だった】

https://togetter.com/li/1188776

 

もちろん、訴訟となる前に両社で協議等は行っていて、コロプラの社長が自ら出向いたりもしたそうです。コロプラの言い分としては、重大な侵害はしていないというスタンスな感じですが、話し合いでは解決しなかったそうです。

 

【「信じるものが折り合わない」――コロプラ馬場社長、任天堂との“特許紛争”を語る】

http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1802/07/news114_0.html