とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

カタログ通販ビジネスの今

今やネットでショッピングができる時代なので、カタログ通販のビジネスは厳しい状況になってるかと思います。特にトップを走っていたニッセンは苦労しているようです。

 

【セブンのお荷物「ニッセン」が債務超過懸念】

http://toyokeizai.net/articles/-/124463

 

【カタログ通販のニッセン、「連続赤字」の泥沼】

http://toyokeizai.net/articles/-/80909?display=b

 

もちろんニッセンもネットの対応も行っていて、Webのサイトもあるのですが、中々すぐには事態が好転しないようです。

競合のセシールは、下記の記事の通りWebへの顧客の流れをより重要視しているようです。

 

【【ディノス・セシール 経営企画本部 石川森生CECO】カタログ事業の優れた資源をウェブへ】

http://www.bci.co.jp/netkeizai/interview/171

 

上記記事にもある通り、カタログはPL的な発想での運用が今は必要なそうで、網羅的に全てのアイテムをのせるのではなく、その時々にあった短期的に売れるものを中心に構成していくということでしょうかね。

最近は集英社でもカタログ通販をやっていて、後発ながらこちらは好調のようです。

 

集英社「通販事業好調の要因は?」㊤ 前期の通販売上は55億円に】

http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/06/55.html

 

フラッグショップマガジンのサイトを見るとブランド別になっていて、売り出したいアイテムが目立つようになっている感じがします。また、ブランドとのタイアップもここにしかないものを、アピールできるので集客効果が働いてるんですね。