とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

データドリブンマーケティングとは何か

最近はビジネス関係の記事でもデータドリブンという言葉をみかけると思います。データは重要な要素だし、それを起点に物事を考えるのはそうなのですが、いかんせんイメージがわきにくいと感じましたので少し調べてみました。
今回取り上げるのが、データドリブンマーケティング。その名の通りマーケティングでのデータ活用です。マーケティングにデータを活用するとか、そんなの言われなくても分かっとるわ、という感じも否めませんね。。では、データドリブンマーケティングで必要なことは何かというと、下記の記事に実際の例を用いて説明されていて、イメージがわくかなと思います。

 

USJ柿丸氏が語る、データドリブンマーケティングで必要なコト「経営層を巻き込む力」「やりきる覚悟」】
https://webtan.impress.co.jp/e/2018/12/04/30926

まず、データを起点といえど、まずは顧客理解という点は普通のマーケティングと変わらないと思います。顧客理解に必要なデータはどんなものか、現在手持ちにないデータをどう集めて活かしていくのか、といったことがデータドリブンマーケティングを始める上では大事なのでは。
顧客理解の次のステップとして、広告を中心としたPR活動になると思います。顧客理解が進んでれば、自分の顧客がどのようなメディアを見ているか、というのがイメージしやすいかなと感じます。以下はデータを活用した広告戦略の事例を、対談形式で紹介した記事です。

【データドリブンにクリエイティブを組み合わせると、企業の次の成長が見えてくる【アドテック東京2018レポート】】
https://www.hakuhodo.co.jp/archives/report/52229

ポルカについて少し調べてみた

最近はTwitterなどを見ると、ポルカを募集している方を見かけます。今回はポルカについて、どんなものか少し調べてみました。
ポルカクラウドファンディングと同様にオンライン上で資金を集めるサービスで、フレンドファンディングと呼ばれるものに位置付けられます。

【polca】
https://polca.jp/

 

運営しているのは、クラウドファンディングを運営しているCAMPFIREです。ポルカでは不特定多数ではなく、URLを知っている人に依頼する形なので、自分の知り合いやフォロワーなどから資金を集めます。また、審査や支援募集期間の設定も不要なため、気軽に始められるのが特徴です。

 

【CAMPFIREが、フレンドファンディング アプリ「polca(ポルカ)」提供開始 〜コミュニケーションが生まれる、新しいお金集めのカタチ 〜】
https://campfire.co.jp/press/2017/08/10/campfiregaapuripolcap/

ポルカについての体験談が、下記の記事にまとめられてるので、参考になるかと。ある種のカンパに近い形なので、ちゃんとお礼できるとか関係ができてる人に依頼するのがベターかなと思います。

【polca(ポルカ)とは? はじめる前と後で感じたこと】
http://www.imyme9.com/entry/polca

生産性とデザインについて考えてみる

企業が人件費を削っているなか、仕事をしていると生産性を上げろと、言われることもあります。この生産性について今日は書いてみたいと思います。

まず、生産性とはそもそもどういう意味合いで使われているのでしょうか。効率性と比較すると分かりやすいのですが、生産性は単に効率を上げるという概念ではありません。アウトプットの価値に、着眼を置くというのが大事ですね。

【生産性と効率の違いを調べたら、自分のとんでもない勘違いに気付いた。】
http://whyimoeat.blogspot.com/2016/12/blog-post_63.html?m=1

では生産性を高めるためにどうすればよいかというと、効率性を高めるのも一つの手ではありますが、そもそものアウトプットを見直すというのも大事かなと考えます。
下記の記事で触れられていますが、いかに最新の技術や設備を投資して効率性を高めるのにも限界があって、そこで勝負しても結局は競争にさらされてしまうこと。むしろアウトプットの付加価値をいかに高めるか、ということに着眼点を置くべきということ。

【日本人の「技術信仰」が生産性向上を妨げる 技術革新は「人口減少の特効薬」ではない】
https://toyokeizai.net/articles/amp/225904?display=b

最近は、デザイン思考の考え方も浸透している感があります。付加価値を高める上でデザインの考え方がより重要になっていると思います。
下記の記事では、経営におけるデザインの重要性が述べられています。自社の商品やサービスに対して、質的なものをきちんと吟味できる人が求めれてくるのかなと感じます。

【デザイナーに必要なマインドセットは「アントレプレナーシップ」参謀として経営を支えるデザイン戦略】
https://logmi.jp/business/articles/320785

プロジェクトはなぜ炎上するのか考えてみた

ITエンジニアの人は仕事をしていると、炎上プロジェクトに出くわすこともあると思います。プロジェクトの炎上≒デスマーチのような状況であるわけですが、デスマーチの定義が下記にまとめられていて、炎上しているときも大抵はこんな状態かなと思います。

デスマーチってこんなのだ!】
http://scrap.php.xdomain.jp/death_march/

 

上記の記事にもある通り、炎上の原因としては不十分な要件定義と甘い見積りがあげられます。たしかに上流工程のコンサルタントやPMにも炎上の責任はあるでしょう。ただ、プロジェクトの開始段階で、全ての要件を網羅したり、リスクポイントを洗い出すのも、それもまた困難なわけでして。
私の経験だと、炎上するケースは要件が途中で変わったりそもそも認識が違ったりした、という原因が多いような気がしてます。下記の山本一郎さんの記事にもありますが、そもそものプロジェクトの目的意識が不明確だったり、誰のためにやってるんだといったことが定まってないと要件もぶれやすくなると感じます。

【経営者の思いつきプロジェクトを「鎮火」させるために】
http://bunshun.jp/articles/-/9935?fbclid=IwAR0zAfln25KIstf_8dFFRRxURwXmPSK35EALNKSTMR-QlKNesnDacKsgyaw

プロジェクトの走り始めも肝心ですが、道半ばでもそもそもの目的とズレていないかというのを意識することが、傷口を広げさせないことにつながるのかなと思いました。

インセプションデッキについて調べてみた

以前に本ブログで、アジャイル開発について取り上げました。その際にいかに良いプロダクトを提供できるかという意識が大事と書きました。
http://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/06/12/224630

今回はそういった意識を合わせるためのプラクティスである、「インセプションデッキ」について少し調べてみました。
プロジェクトを始めるにあたって、成果物の方針やチームメンバーのスキル把握をする必要があって、どういうものを作るかという整理のためにインセプションデッキは使われます。

【理解のコツは3つ!アジャイルプロジェクトのプラクティスを3つに分類しよう】
https://backlog.com/ja/blog/how-categorize-agile-practices/

インセプションデッキのイメージは下記の記事が参考になります。プロジェクト計画書などは最初に作成する資料かと思いますが、それをチームメンバーと合意や浸透ができているか、といったことが大事なポイントになります。

【5分でわかった気になるインセプションデッキ】
https://www.slideshare.net/mobile/TakaoOyobe/5-45195080

そして、インセプションデッキのテンプレートが、下記の記事にあります。自チームでもまずはテンプレートからでも始めていければ良いかなと感じています。

スクラムで使う「インセプションデッキ」のmarkdown形式版テンプレート】
https://qiita.com/bremen/items/ed491246ed83630bc84d

職場での人間関係ストレス

職場での人間関係って苦労される方が多いですよね。中にはうつになってしまう人もいて、辛い思いをしている人もいるんだなと感じています。下記は昨年の調査結果ですが、職場でストレスを感じる原因の上位として、人間関係があげられています。

【社会人のストレス理由1位「人間関係」でも「給料が高ければ毎日楽しく出社できる」と答える人も半数】
https://news.careerconnection.jp/?p=54085

ストレスに感じていても我慢できればよいのですが、それでも減らしておくに越したことはないと思います。
私はITのエンジニアですが今までの経験上、エンジニアであれば人間関係に気を使わなくてもいいということはなく、むしろ評価の対象としてみられることもありました。私は人見知りするほうなので、人間関係でストレスを感じることもありました。

エンジニアの人は、コミュニケーションを苦手としているイメージがあると思います。仕事をする上で、会話をしなければいけない場面は出てきますので、下記の記事のような内容を参考に相手に警戒感を与えないような心がけが、周りや自分のストレスを軽減することにもつながるのかなと感じます。

【人見知りでも「人の心をつかむ」話し方のコツ】
https://toyokeizai.net/articles/-/243899

 

また、職場にもいろいろな考えをもっている人がいるので、いかにその人の考えをストレスなく受け止めるか、というのも大事かなと感じています。考えが違うことで、相手と自分の双方にストレスがかかってしまうのは、ちょっと残念ですよね。下記の記事は、考えが違う人とかと接したときにイラっとしないようにする心がけが書かれていて参考になります。

【仕事中に「マジ切れ」する日本人が増えている、ちょっと意外な理由】
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/1812/16/news005_0.html

Webアプリケーションのセキュリティについて考えてみる

少し前に某Webサービスでセキュリティの不備があったことが、話題になりました。今の時代、手軽にWebサービスが作れるようになったのはすごく良いことと感じますが、とはいえ顧客情報等を扱う場合などセキュリティに対して留意することは必要であったりします。私自信もWeb系のシステムに携わってますので、不用意なコードを書かないよう注意せねばと感じています。
セキュリティ面での考慮として、例えば下記にあるRailsセキュリティガイドラインは参考になると思います。フレームワークでカバーできてる点はありますが、セキュリティ関連で発生しうる事象については意識しておかねばと感じています。

Railsセキュリティガイド】
https://railsguides.jp/security.html

完璧にセキュリティ対策が組み込まれているコードであれば問題ないのですが、開発は複数人でやることが多いですので、人手で問題ないかチェックするにも限界があるかと思います。そんなときは有償のセキュリティ診断や、下記の記事にあるWAFを入れてみるのもよいかと。WAFはWeb Application Firewallの略語で、不正なリクエストを遮断してくれます。

【WAFとは?】
https://www.scutum.jp/outline/waf.html

また、最近見た記事だと、OSSのセキュリティ監査基盤「Wazuh」はよいなと思いました。侵入検知・脆弱性監査・ログ管理が、複数のOSSを組み合わせ実現されていて、けっこう高機能な感じがしています。

不正アクセスを教訓に GMOペパボが500台超のサーバに導入したオープンソースのセキュリティ監査基盤「Wazuh」とは】
https://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1902/18/news012.html