とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

クラスタリングとシャーディグ

データベースの機能で、私的に混同してしまうのが、クラスタリングとシャーディングです。自分への備忘も含めて、今回は少し整理したいと思います。

まずはクラスタリングで、下記の記事に概要があります。

 

【データベース・クラスタの概要】

https://thinkit.co.jp/story/2010/10/05/1784

 

クラスタリングの目的としては、可用性と負荷分散による並列処理(結果的に性能向上)を実現するためと、主なところは感じています。クラスタリングの機能として代表的なものとしてOracleRACが挙げられます。OracleRACではキャッシュフュージョンという仕組みで、クラスタを実現しています。

 

【ゼロから理解する「Oracle RAC」】

http://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/0904/13/news115.html

 

片やシャーディングではデータの分散を行う機能であり、各サーバでは定められたレンジのデータが格納されます。下記のMongoDBの例が、イメージとして分かりやすいかと。

 

【第5回 MongoDBのシャーディングを試してみよう】

http://gihyo.jp/dev/serial/01/mongodb/0005

 

Oracleでも12cR2から、シャーディングの機能が追加されました。Oracleならではの機能もあるようですね。

 

【12c R2ではじめるOracle Databaseのシャーディング】

https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/9031