とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

SREの役割とする範囲

最近はSREという言葉も、しばしば聞くようになってきて、システムの現場でも認知されつつあるのかなと思います。本ブログでも以前にSREについて取り上げましたが、あらためてSREってどういう担当領域になるのかというのを、今回書いてみたいと思います。
https://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/01/02/015328

まずSREというと、インフラ担当というイメージがあると思います。下記はfreeeの事例なのですが、元々freeeではSREがサービスを横断するインフラに関する強い権限が与えられた結果、インフラ周りに関する運用やトラブル対応の負荷が上がってしまったそう。なので、負荷分散するために各サービスで変更等ができるような体制に変更したとのこと。

【「インフラ怖い」が生んだSREの業務負担――freeeはどう改善したか】https://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1907/22/news006.html

SREの認知度は高くなってきてますが、あまりがっちりとした役割定義がされていないのが現状かなと感じます。ので、SREを自社で設置する際は何をやるのかを、ある程度決めるべきかなと思います。
役割を決めるにあたって以下の記事は、参考になると思います。基本的な方針としては信頼性向上のために、いかに運用の設計をしたり自動化したりするのを実現していくか、というのがポイントかなと。

【今更だけど、SREとは何かについてまとめる】
https://qiita.com/masao-kunii/items/f96a89a0cdff66c108fd