とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

SAP HANAのすごさについて調べてみた

昨今では、インメモリデータベースの業務利用も珍しくなくなってきましたが、その元祖といえばSAP HANAでしょう。SAPは、今後HANAをベースにしたERP「SAP S/4HANA」を基幹システムの商品として前面に押し出し、SAP ERP 6.0の保守は2025年で終了するとのこと。もちろん、移行等はもともとのアーキテクチャーと違うので、かなり大変そう。

 

【そのまま移行には“ワナ”がある――実務で本領発揮する「SAP S/4HANA」移行の最適解とは】
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1803/26/news003.html

移行が大変でも、HANAに乗せ変えるのはそれなりのメリットがあるから、ということになります。それは今までと比較して、パフォーマンスが向上しているという点です。

昨今ではOracleなどもインメモリの機能があったりしますが、その元祖といえるのがHANAになります。HANAはインメモリとしてのDBの用途を追及していることから、インデックスや集計テーブルが不要です。ここが、他のDBとの違いです。

 

【元祖インメモリデータベース、SAP HANAについてラルフ・シューマン氏に訊く、インメモリのいま】
https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/6892

 

Oracleと比較した詳細の記事は下記になります。HANAはカラム型のDBとなるので、従来から使われているロー型のDBでは手間がかかったり実現が難しいことにも、対応できそうな気がしますね。

 

Oracle技術者から見たSAP HANAはここが凄い!】

https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/10659

時間の早さをコントロールする

歳をとればとるほど、時間の流れが早くなっていく、よく言われることだと思います。これは例えば5歳にとっての1年と30歳にとっての1年は、人生の中で占める割合が異なるためと言われています。

 

ジャネーの法則

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 

なぜ1年という期間が年齢に占める割合が下がると、時間が早く流れると思いますか。このジャネーの法則には続きがあって、このような感覚になってしまうのは新しいことにチャレンジせず変化が少ないように過ごしてしまうからだそうです。

 

ジャネーの法則によると人は20歳で人生の半分を終えていることが発覚】

http://www.junpeihazama.com/entry/law_of_janets

 

つまり、新しいことにチャレンジする機会を増やすことで、時間の流れを遅くするということが、できるということです。

下記の記事で、創造生産性という考え方が紹介されています。指標としては生産性なので分母はかけたコスト(時間)になるのですが、分子は新しく提供した価値になります。

 

【「創造生産性」の高い豊かな社会――ありものを使い倒して、お客さま起点の価値を創出】

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/spv/1805/21/news005.html

 

この創造生産性のような指標を意識しつつ、新しいことに自分がどれくらい取り組んでいるか可視化することで、時間の早さをコントロールできるのではと感じます。

LINE@の活用

LINEで企業のアカウントなどを登録している場合、一斉配信の広告などが届くと思います。これはLINE@を使って行われているのですが、今回は機能や使い方について少し調べてみたので、紹介します。

まず、LINE@の概要は下記の記事にまとめられています。企業向けだけかなと思いきや、個人でも制限がついていますが無料で始めることができます。

 

【個人向けLINE@で何ができるの? 使い方や店舗向けLINE@との違いなどを徹底解剖!】

https://gaiax-socialmedialab.jp/post-28226/

 

下記の記事を読む感じだと、LINE@は比較的運用が楽で、ユーザ側も登録を気軽に行ってくれる傾向にあるそう。LINE@経由での売上も、がんばればそれなりに伸ばせそうな感じがしますね。

 

【LINE@経由で売上を伸ばすにはどうすればいい?【伊藤久右衛門×ネバーセイネバー×メガネスーパー対談】(導入・KPI設定編)】

https://netshop.impress.co.jp/node/4854

UXの進め方について考えてみる

以前に本ブログでストーリーボードなど、UXを考える上での手法について取り上げましたが

http://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/04/29/210556

今回は、具体的にどのようなポイントを意識して進めればよいか、ということについて取り上げたいと思います。

UXの進め方に関する考察について、纏められているのが下記の記事になります。

 

【もう迷わない! ビジネスを成長させるUXデザイン手法の使い方】

http://www.atmarkit.co.jp/ait/series/9024/spv/

 

ポイントとしては、KPIを設定してそれに沿った仕掛けやデザインにすること。また、ユーザの行動をいかに習慣化するか、といったところにあると考えられます。

実際に「NewsPicks」というサービスで、どのような点を意識してUXのデザインを行っているか、下記の記事に書いてあります。

 

【記事をより読みやすくする『NewsPicks』のデザイン】

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/949

 

単純に記事の中身をならべるのではなく、通勤中や眠い時などにいかに目につくような構成になっているか。また、ユーザがどういう目線で記事をおっていくのか、という点が意識されていますね。

人材流動化のためのITの活用

終身雇用の時代は何となく終わりを告げている感のある今、一つの会社に所属して働くというスタイルではなく、副業であったりとかフリーの立場で働くという流れがまだまだ小さいですが徐々に広がっている感があります。会社もその時々によって状況が変わるので、必ずしも与えられた役割と自分のやりたいことが合っているという環境でなかったり、会社側もマッチした人材が社内にいない等の悩みは発生すると思います。そこでとりあえず我慢するという選択肢以外にも、外に目を向けるという選択肢が増えていくのは良いことと感じています。Webのサービスとなると転職サイトでもよいのですが、もっと手軽にどういった選択肢があるか確認できるものがあるかということで少し調べてみました。

まず、LinkedInの記事になります。LinkedInはリクルーティングサイトというイメージがありますが、本来目指しているものはビジネス向けのSNSとなります。今年に日本の代表が変わって、テコ入れをがんばっているとのことです。

 

【「とりあえず飲み会」の人脈づくりに物申す──LinkedInの新代表・村上臣が説く、世界標準のネットワーキング】

https://bnl.media/2018/02/linkedin-murakami.html

 

企業向けのサービスとしてはERPで有名なSAP社が、外部の人材活用や管理ができるサービスを最近開始しています。企業の資源を最適化するというERPの本来の目的に立ち戻ると、かなりよいサービスなのではないかと個人的には感じます。

 

【企業の専門人材ニーズに応える“人財シェアリング”プラットフォーム「SAP Fieldglass」、SAPジャパンが国内販売を開始】

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/1804/18/news052.html

Twilioについて調べてみた

最近は電話に代表される音声のやりとりのツールについて、Twillioが使用されるケースをちょくちょく見かけます。ということで、今回はこのTwillioについて簡単にですが、調べてみました。

Twillioの概要や費用は、下記の記事にまとめられています。初期投資がなく、アカウントを作成して月々の料金を払えば使えます。また、固定電話やPCなど使用できるデバイスも複数あります。

 

【Twilio(トゥイリオ・ついりお)とは?使い方・料金・活用方法のまとめ】

https://www.miyukiblog.com/archives/3528

 

さて、これだけだとあまり面白くないので、実際にTwillioのAPIを用いた例を紹介します。まずは、自動音声を流す方法です、下記の記事で紹介されています。対応として別途Webサーバにメッセージのファイルを置くだけで、簡単に導入できると思います。

 

【電話API Twilioの基本的な使い方を調べてみた】

https://dev.classmethod.jp/server-side/twilio/twilio-basic/

 

もう少し凝ったものが下記の記事で取り上げられているSalesforceとの連携です。WebのClient上で電話を受けると、Salesforceと連携して顧客情報がでてきます。

 

Salesforce×Twilioでコールセンターを構築する】

https://www.terrasky.co.jp/blog/2017/170705_002173.php

 

Twillioは単純に電話としてだけでなく、Webの他のサービスと組み合わせることで、より効果を発揮できるものと感じますね。

2画面PCとはどんなものなのか

2画面PCなるものがあるそうで、少し前に記事があったのでどんなものか調べてみました。ちなみに、2画面PCとは単にマルチディスプレイということでなく、デバイス自身が2画面を前提とした機能が作り込まれているものとなります。

まずは、ASUSが発表したものから。ASUSでは2画面PCの位置付けをAIの利活用のためと位置付けています。2つの画面でユーザが何がやりたいかを予測し、ガイドしていくもののようです。

 

ASUS、AI活用の2画面ノートPC「Project Precog」で未来のビジョンを示す】

https://m.japan.cnet.com/amp/story/35120333/

 

もう一つの記事はIntelが開発しているものとなります。こちらは、手帳をコンセプトとしたもので、一方の画面で書いたものがデジタルのデータにも反映されます。

 

Intelが秘密裏に開発する2画面PC「Tiger Rapids」の正体が明らかに】

https://gigazine.net/news/20180607-intel-tiger-rapids/

 

今後、他のメーカーも2画面PCで新しいものを発表するかもですね。