とあるIT屋の独白

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SAP HANAのすごさについて調べてみた

昨今では、インメモリデータベースの業務利用も珍しくなくなってきましたが、その元祖といえばSAP HANAでしょう。SAPは、今後HANAをベースにしたERP「SAP S/4HANA」を基幹システムの商品として前面に押し出し、SAP ERP 6.0の保守は2025年で終了するとのこと。もちろん、移行等はもともとのアーキテクチャーと違うので、かなり大変そう。

 

【そのまま移行には“ワナ”がある――実務で本領発揮する「SAP S/4HANA」移行の最適解とは】
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1803/26/news003.html

移行が大変でも、HANAに乗せ変えるのはそれなりのメリットがあるから、ということになります。それは今までと比較して、パフォーマンスが向上しているという点です。

昨今ではOracleなどもインメモリの機能があったりしますが、その元祖といえるのがHANAになります。HANAはインメモリとしてのDBの用途を追及していることから、インデックスや集計テーブルが不要です。ここが、他のDBとの違いです。

 

【元祖インメモリデータベース、SAP HANAについてラルフ・シューマン氏に訊く、インメモリのいま】
https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/6892

 

Oracleと比較した詳細の記事は下記になります。HANAはカラム型のDBとなるので、従来から使われているロー型のDBでは手間がかかったり実現が難しいことにも、対応できそうな気がしますね。

 

Oracle技術者から見たSAP HANAはここが凄い!】

https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/10659