とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

養父市にみる地方の生き残り

兵庫県養父市というところがあります。山林が多い市で一般的にいう田舎に区分される地域なのですが、人口の減少にやはり苦労しているそうです。そんな養父市の取り組みが下記にあるので紹介します。

 

【「未来の農業を担うのは若者と企業」。“地方創生の雄”兵庫県養父市トップに聞く、日本復活の鍵】

http://hbol.jp/106617

 

【「“地域循環”、“地産地消”はキレイ事」。“地方創生の雄”兵庫県養父市トップに聞く、日本復活の鍵】

http://hbol.jp/106626

 

農地をただ解放すればよいということではありませんが、特区として制度的な障壁を下げたことで法人が農業に参入しています。並行して特産物の市街への売り込みにも、取り組んでいます。

現状維持で何もしないと地方からは人が離れてしまう傾向があるので、その土地にある資源を外にアピールして人を呼び込むのが大事ですね。

職場環境と中間管理職

少し前に電通の過労死が話題になりましたが、ビジネスを行いつつ職場環境を整えるといったことは難しいことなんだなと改めて実感しました。直属の上司である中間管理職の人に責任があるのでは、と考えてしまいがちですが、下記の記事を読むと中間管理職の方も中々大変そうです。

 

【なぜ、心が折れる職場になってしまうのか?(第1回)】

http://best-times.jp/articles/-/3028

 

若手が伸び伸びと仕事をするためには任せるといったことが必要となります。仕事を任せるとはいっても、どうしても手を出してしまうということは私もよくあります。松下幸之助のように「任せて任せず」を実践するのは難しいですが、長い目でみるとプラスになっていくようには思います。

 

【任せて任せず――人の育て方、活かし】

http://konosuke-matsushita.com/keywords/hr-development/no3.php

mvnoの今

携帯電話のニュース記事で、mvnoという単語を見かけると思います。mvmoとは他社(日本だとdocomo/au/softbank)から回線を借りて、通信事業を行う会社のことをさしています。

 

MVNOとは?特徴や評判ごとにMVNOを一覧で徹底比較】

http://simchange.jp/comparison-mvno/

 

下記は昨年の記事ですが、総務省でも携帯電話通信事業の競争促進の一貫で、mvnoを増やす政策を行っています。

 

【2016年の1500万契約を目指して――総務省 富岡氏に聞く、MVNO政策の展望と課題】

http://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1502/13/news146.html

 

では実際に今どうなったかというと、mvnoの事業者は増えたものの、契約数がそこまで伸びていないというのが現状のようです。

 

レッドオーシャン化するMVNO、なぜ550社を超えるまでに増えたのか】

http://s.news.mynavi.jp/articles/2016/08/23/mvno/index.html?lead

 

中々、通信料の安さだけでは利用が広がらないかもしれませんね。

ちなみに、総務省mvnoの回線利用料をより引き下げるような働きかけをするそうです。

 

総務省、格安スマホ普及に回線利用料下げ、SIMロック期間短縮へ!有識者会議も設置】

http://iphone-mania.jp/news-137636/

SQLiteの便利な機能

SQLiteはサーバをたてなくても、PCベースで手軽にDBが作れるRDBMSです。どちらかというとツールのような形で使われるケースが多いと思いますが、そんなSQLiteの便利な機能を2つ程紹介します。

 

まず1つ目は、エクセル(VBA)からSQLiteのテーブル内容を取得できるライブラリです。

 

【SQLiteForExcel - ExcelからSQLiteを利用】

http://www.moongift.jp/2016/08/sqliteforexcel-excel%e3%81%8b%e3%82%89sqlite%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8/

 

わざわざODBCを設定しなくても、使えるのがよいですね。

そして2つ目は今年の8月にリリースされた、CSVファイルを仮想的なテーブルとして扱える機能です。

 

SQLiteからCSVファイルにSQLを投げてみた】

http://dev.classmethod.jp/server-side/db/sqlite3-14-csv-virtual-table/


CSVファイルを、SQLで分析できるのがよいですね。

エイベックスに見る大企業病の対応

エイベックスというと、音楽や映像コンテンツの配信といった業務的に華やかなことをやってるイメージがありますが、実際の社内事情は課題があるようです。エイベックスはグループ全体で1000人を超える大企業ですので、下記記事を読むと中々マネジメントも大変そうです。

 

【エイベックスは、このまま行くとダメになる】

http://toyokeizai.net/articles/-/132727?display=b

 

私もどちらかというと末端の人間なので、トップが言っていることと実際の現場に乖離があることはかなり感じます。トップが現場と対話することも大事ですが、経営方針を現場の評価にきちんと落とし込みといったことも重要です。特に中間管理職は数値に敏感なので、よい方向に導けるよう適切な指標の設定が大事になるかと思います。

こういった大企業病ボトムアップだと中々改善するのは難しいので、トップ自らが旗をふる姿勢をみせないとですね。

サーバレスというワード

AWSなどのクラウドサービスを利用している場合、「サーバレス」という言葉を聞くことがあるかもしれません。サーバレスというとクラウドにサーバを構築するということ自体が不要になる、ととらえてしまうと思いますが、実際の機能は少々異なるようです。

 

【「サーバレスとは何か」そして「サーバレスとPaaSの違い」とは。マーチン・ファウラー氏のブログに投稿された解説】

http://www.publickey1.jp/blog/16/serverless_paas_2.html

 

現状でもあまり定まった定義はないようですが、イベント駆動で走る処理を別途サーバをたてずに実装可能なことをさすようです。代表的なサービスのAWS Lambdaは下記のスライドで概要が記されてます。

 

AWS Lambdaを紐解く】

https://www.slideshare.net/mobile/keisuke69/aws-lambda-46129981

NetSuite買収にみるOracle

8月にクラウドERPを展開しているNetSuiteを、Oracleが買収しました。

 

【むささびの視線:OracleのNetSuite買収、その先には何がある?】

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/1607/29/news125.html

 

買収自体は珍しい話ではないのですが、OracleでもERPクラウドサービスは行っていて顧客が被る部分もあるとみられます。

(下記のサービス紹介サイトではNetSuiteと比較したりしてます)

 

Oracle ERP Cloud for Midsize Companies】

http://www.oracle.com/jp/applications/enterprise-resource-planning/erp-cloud-midsize-companies/index.html

 

Oracleとしては、下記記事にもある通り一揃いのソフト(スイート)を、サービスとして提供する方針だそうです。NetSuiteの方針も概ね同じ方向かと思いますが、、

 

【オラクル幹部が説く、ソフトウェアスイートとベストオブブリード】

http://japan.zdnet.com/article/35086821/