とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

UXの取り組み

またまたIT業界の流行りものシリーズですが、今回はUX(ユーザエクスペリエンス)について取り上げてみたいとおもいます。UXは直訳するとユーザ体験、ITだとアプリやWebサイトが主だと思いますが、ユーザ体験によりフォーカスした開発を志向する意味合いとなっているようです。とは言っても使うユーザを考えたUXは、開発時に考慮されて当たり前と感じるところで、実際に何をやればいいのかよく分からない点もあるかと思います。今回はDeNAの記事を紹介します。

 

南場智子が語る「新しいビジネスの作り方とデザインの関係」UI Crunch U25】

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/590

 

ビジネスターゲットを定めて市場規模を調査して…、といういわばマーケティングの教科書的な手法はいらないとは思いませんが、それにより本来プロダクトが実現しようとしていた体験が変わってしまうのも、開発者にとっては寂しいですね。コンシューマ向けは単純なターゲットの属性ではなく利用シーンにフォーカスされなければいけなくて、iPhone開発時のジョブスのようなアプローチが求められてくるような気がします。当たり外れもあるので、ある程度の数をだして仮説検証するのが大事ですね。

また、記事に少しでてくる「デザイン」の単語ですが、物理的に絵を描くことではなく、デザイン的な考え方という意味合いで使われています。デザイン思考については以下にまとまってます。

 

【デザイン思考の概要を15分で学ぶページ】

http://interactiondesign.jp/designthinking/