とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

日本のIT業界での雇用形態

変化が激しいIT業界ではありますが、日本でもテクニカルな部分では新しいサービス開発は行われているものの、肝心の働き手の雇用形態はそれ程大きく変わっていないと感じます。日本の場合は正社員の解雇規制があって、下記記事の通りアメリカのようなプロジェクト単位の雇用が難しいといったところになります。(良い悪いは置いておいて)

 

【焦点を読む - システムを内製できない本当の理由、解雇しない日本企業はどうする?】

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/531236/101100065/?ST=spleaf

 

日本で大きめのプロジェクトとなると、外部ベンダーに頼らざるをえないのが実情となるかと思います。もちろんスキルが高いエンジニアであれば、個人でプロジェクトに参加されている方もいます。下記記事にあるインディペンデント・コントラクターのような働き方です。

 

【「インディペンデント・コントラクター」:新しい働き方の用語解説】

https://bn-journal.com/2015/09/IC.html

 

ただ、インディペンデント・コントラクターとして仕事をもらうためには高いスキルや実績が必要であり、まだまだ日本では少数であります。

いろいろ考えた結果、日本では正社員のスキームで働くことが無難という結論となるのですが、発注者側のITリテラシーが今後も高くなるような感じがするので、アメリカのようにプロジェクトも発注者側が主導で行われる流れになっていくのかなと思います。そうなった時に、発注者側の正社員に求められるスキルは今と変わってくるような気がしています。