とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

会計の目的

会計の目的は何か、と問いかけたところで会社は慈善事業じゃないんだから利益を把握するのが当然のことだ、と言われてしまいそうですが、あえて考えてみたいと思います。

会計の歴史は、それなりに長くて中世頃から始まっていたようです。歴史やその時の経緯は以下のサイトに詳しくのってます。(管理組合を前提とした説明ですが、株式会社でも同様かと)

 

【会計と説明責任】

http://www.mansion.mlcgi.com/acc_1_2.htm

 

会計上の数値が独り歩きしてしまっている感も現在の風潮ではありますが、会計とは説明責任を果たすための手段であって、会計の数値自体が目的となってしまうのは本来的な位置付けとは違うのかなと思いました。小さいオーナー会社は別ですが、株主や債権者がそれなりにいる場合は提供された資金に対する結果報告が必要となるのは当然かと思います。私のような一般サラリーマンに置き換えると、給料もらってどの程度働いたのか説明しろ、と言われるのと同じことではないかと。

とはいいつつ、結局この世の中シビアなので結果がでなければ厳しい評価がくだされてしまいます。ただ、会計はあくまで事業の結果を説明するものでしかないので、原因分析等は経営者がきちんと行って対策をたてる必要があるわけですね。