とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

ネットでの炎上について考えてみる

今やネットのどこかで炎上騒ぎがおこることは日常茶飯事で、手軽に情報発信ができる時代になった反面、問題が起きているといえるでしょう。炎上とは、ある発信された情報に対して批判的な書き込みが殺到することですが、炎上が発生する要因もいくつかあります。

 

【炎上の火種:公式SNSはなぜ炎上するのか 要因は3つ】

http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1604/13/news020.html

 

誤操作や不注意で、意図せず炎上となるケースも多いようです。

情報発信側の責任もそうですが、炎上を引き起こす受け手の存在も要因として挙げられます。炎上で書き込む人数は実態としては、少ないのではとの調査結果もあります。

 

【「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体(週刊現代)】

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48934

 

炎上を恐れて無難なコンテンツに仕上がってしまうのは、提供者としても本意ではないと思います。どういう表現が炎上を引き起こすのか予想をするのは困難ですが、下記記事の日清の例の通り炎上をことさらに怖がらない姿勢も大事かなと感じます。

 

日清食品が「炎上」しても攻め続けられる理由】

http://toyokeizai.net/articles/-/150533

ITILとDevOps

大規模なシステムになるとシステムの運用にあたってルール決めをしなければいけなくて、概ねITILをベースに運用していくことが多いかなと思います。ITILはざっくりいうと、システムの障害や変更時、誰がどのように対応すればよいかを定める為のガイドラインのようなものです。

 

【5分で絶対に分かるITIL

http://www.itmedia.co.jp/im/spv/0607/14/news135.html

 

上記のITILの記事が書かれたのが約10年前で、現在の状況はどうかというとITILで述べられているプロセスのいくつかは人手を介すことなく運用ができそうな感じがします。下記記事に書いてありますが、将来的にはITILに示されていることは自動化されるかもしれません。

 

NRI楠真 強いITはココが違う - ITILの掟が無用になる「ソフトウエアの時代」】

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/060800143/110900063/?ST=spleaf

 

プロセスの自動化というと最近ではDevOpsの取り組みが、話題に挙がることが多いかと思います。開発したものを素早く運用にのせるためには、プロセスの自動化が求められてくる為です。

 

【DevOpsとは何か? そのツールと組織文化、アジャイルとの違い】

http://www.buildinsider.net/enterprise/devops/01


もちろん、プロセスが全て自動化されていたとしても、ITILの考え方自体は人が理解しているに越したことはありませんが。。

RPAとは何か

最近、ニュース記事でしばしば見かけるRPAという用語、正式な名称はロボティクス・プロセス・オートメーションで直訳するとロボットによるプロセス自動化となります。

 

労働人口の49%を代替する? 『 RPA 』とは】

http://the-resources.com/?p=301

 

現在、サービスとしてつかわれているものはソフトウェアロボットで、下記にNTTデータが提供しているWinActorのサイトがあります。

 

【RPAソリューションの推進チームを発足 | NTTデータ

http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/012300.html

 

【業務システム向けRPAツール WinActor(ウィンアクター)】

http://www.ntt-at.co.jp/product/winactor/

 

ソフトウェアロボットの特徴として、ノンプログラミングで作業を覚えさせることができるのに加え、作業で使うツールも特に指定がないというところになります。

RPAは自動化可能な業務に適用できれば、かなりの効率化が見込めます。導入エンジニアも適用の見極めの部分ができるかが、大事なポイントだそうです。

 

【エンジニアの価値は「技術力」<「ビジネス視点」へ。RPAが普及した世界で求められるエンジニア像とは】

http://type.jp/et/feature/2101

電子書籍でToeicの勉強

最近は会社でもToeicの受験(それなりの点数も)が求められてきて、英語が苦手な私も勉強を久々にすることとなりました。普通に書籍を買っても良かったのですが、せっかくタブレットを持っているので電子書籍を試してみることにしました。

 

まず、電子書籍といえばAmazonKindleなのでサイトより以下のKindle本を購入。

【新形式問題対応】これだけ! TOEIC TEST全パート完全攻略! 【音声ダウンロードサービス付】

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 Kindleアプリは各種デバイス用のものが用意されています。私はWindowsタブレットを使用しているので、PC用のアプリを選択。

 

Kindle無料アプリ】

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=200783640

 

Kindleアプリの使い方は、以下にあります。複数のデバイスでインストールすれば、書籍データが共有できます。

 

Amazon kindle(キンドル)の使い方 | iPod/iPad/iPhoneのすべて】

http://www.apollomaniacs.com/ipod/howto_book_amazon_kindle.htm

 

少し使ってみて、本の置き場はとらないし外出時もタブレットを持ち歩けばいいので、手軽に読みたいものがあるときは良いと思います。逆にテキストに書き込むなど実際に自分でメモしたいという場合は、本の実物を買った方がよいですね。

なお、Toeicのこの本ですが音声データは書籍の中に、ダウンロードのリンクが書かれています。

MBAの価値

将来、経営者や会社役員を目標にしているのであれば、とっておきたいのがMBA。日本でも取得できる学校も随分増えて、社会人でも夜間や休日に通っている方もいますね。下記のボンド大学のプログラムのように、最近だとオンラインでも学習ができるそうです。

 

MBA経営学修士)とは?|BOND-BBT MBA

http://www.bbt757.com/bond/mba/about

 

ただ、そんなMBAですが本当にビジネスで有効活用できるかという点は議論されているようです。下記記事はどちらかというと、MBAをどちらかというと批判気味にみたものとなります。

 

【日本企業で問題化する「なんちゃってMBA」】

http://toyokeizai.net/articles/-/144128

 

もちろん経営に関する知識は身に付くので内容は無駄にならないと思いますが、すぐに実践で活かせるかというと中々難しいところがあると思います。

下記記事をみるとMBAはやはり海外で、厳しい環境の中で取得した方が知識だけでなくいろいろなことが経験できるのかなと感じます。

 

【ロサンゼルスMBA留学日記:最終回・MBAの理想と現実――卒業して分かったこと】

http://bizmakoto.jp/makoto/spv/0806/23/news043.html

Boxに見るビジネス向けのクラウドサービス

ブログの更新が滞ってる中、あっという間に3月になってしまいました。仕事に追われてしまうと中々自分がやりたいことへの意欲がわかず、もどかしい日々を送っています。

 

さて、今回は日常的な会話にもずいぶん浸透してきたクラウドサービスの話です。クラウドのビジネス利用は数年前から比べると多くはなりましたが、日本の企業ではまだ旧来のシステムを使っている業務もあるかと思います。システムを変えるということは業務に少なからず影響があるし、変えるのにも相応のコストがかかるのでいたしかたない部分もあります。そのような中で下記記事のような現状を変えようという、取り組みを行ってる会社もあります。

 

【40年前から進化のない企業向けシステムを、いかに「ユーザ視点を当たり前にしたシステム」にするか ~ ワークスアプリケーションズの奮闘】

http://codezine.jp/article/detail/9730

 

最近ビジネス向けで利用が増えているサービスでBoxというサービスがあります。Boxはファイル管理を行うサービスなのですが、セキュリティの高さやAPIの利用などがセールスポイントとなり採用実績を伸ばしています。

 

【ASCII.jp:「Box」新プラットフォーム、データ利活用への発想転換を促す】

http://ascii.jp/elem/000/001/268/1268165/

 

企業のファイル管理というと社内の共有サーバを、多くの企業が使用していると思いますが、容量が枯渇したりハードの障害が発生することもあり運用も中々大変です。クラウドでもGoogleドライブなど個人向けには手軽に利用できるファイル共有サービスがありますが、企業向けの機能となると下記記事のようなBoxで実装されている機能が求められてきます。

 

【ワークスタイル変革に必要なファイルサーバ「クラウド化」の条件】

http://japan.zdnet.com/article/35092260/

 

そんなBoxのCEOは、まだ30歳という若い年齢で起業しています。私ももっと頑張れるかなという気がしてきます。

 

クラウドのカリスマが描く「未来の働き方」】

http://toyokeizai.net/articles/-/136978

日本のIT業界での雇用形態

変化が激しいIT業界ではありますが、日本でもテクニカルな部分では新しいサービス開発は行われているものの、肝心の働き手の雇用形態はそれ程大きく変わっていないと感じます。日本の場合は正社員の解雇規制があって、下記記事の通りアメリカのようなプロジェクト単位の雇用が難しいといったところになります。(良い悪いは置いておいて)

 

【焦点を読む - システムを内製できない本当の理由、解雇しない日本企業はどうする?】

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/531236/101100065/?ST=spleaf

 

日本で大きめのプロジェクトとなると、外部ベンダーに頼らざるをえないのが実情となるかと思います。もちろんスキルが高いエンジニアであれば、個人でプロジェクトに参加されている方もいます。下記記事にあるインディペンデント・コントラクターのような働き方です。

 

【「インディペンデント・コントラクター」:新しい働き方の用語解説】

https://bn-journal.com/2015/09/IC.html

 

ただ、インディペンデント・コントラクターとして仕事をもらうためには高いスキルや実績が必要であり、まだまだ日本では少数であります。

いろいろ考えた結果、日本では正社員のスキームで働くことが無難という結論となるのですが、発注者側のITリテラシーが今後も高くなるような感じがするので、アメリカのようにプロジェクトも発注者側が主導で行われる流れになっていくのかなと思います。そうなった時に、発注者側の正社員に求められるスキルは今と変わってくるような気がしています。