とあるIT屋の独白

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プロダクトマネージャーの役割について考えてみる

最近は自社プロダクトやサービスの開発で、プロダクトマネージャーを置くことも珍しくなくなってきました。ただ、その役割ってけっこう現場によっても違ったり、担当する人によっても違ったりして、何をすべきか人なのかというところまで、そこまで認知はされてない気がします。今回はその役割について少し調べてみたので、書いてみたいと思います。
まず大まかなミッション的なところですが、下記の記事にまとめられているのが分かりやすいかなと思います。似たような役割として「プロダクトオーナー」があって、マネージャーと兼任しているケースもけっこうあると思いますが、厳密にいうと分かれる感じになっています。そして、プロジェクトマネージャーのミッションとしては「サービスの成長」であって、そのために「「誰に・何を・なぜ作るか?を決め、それを形にする」といったことがざっくりとした役割になってきます。プロダクトオーナーは、それに対して「責任」を持つポジションになります。まぁ、プロダクトマネージャーに責任は無いのかと言われると、そういうわけではないのですが・・

logmi.jp


とはいえ、これだけだとざっくりすぎなので、もう少し細かくプロダクトマネージャーについて分解して解説されているのが、下記の記事です。プロダクトマネージャーの役割をざっくり2つに分けると、開発の推進(プロジェクトマネージャー的な立ち位置)と、マーケティング部分に分かれます。このマーケティング部分の役割をプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)というポジションで、別枠で置いてる会社もあるそうです。開発の推進もそれはそれで大変な部分はあるし、マーケティングの領域もそれだけで結構広いので、一人で両方をまかなうっていうのは、けっこう無理が出てくることもあります。まぁ、たまにスーパーマンみたいな人もいるっちゃいるのですが。

careerhack.en-japan.com


私が経験してきた現場では、プロダクトマネージャーは大体このPMM寄りの人が多くて、営業とかマーケティング部門の人が担当してることが多かったです。そうなると開発の推進的なところは、エンジニアやデザイナーがある程度フォローしなきゃいけなくて、中々プロダクトマネージャー頼みに出来ないってのが現実な気がします。なので、エンジニアはチームの構成やその人の持ってるスキルを鑑みて、自分の振る舞いを考えるみたいなのも必要かなと思います。