とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

DX2.0とは何かについて考えてみる

昨年にも本ブログでDXについて取り上げましたが、まだまだブームは終わってないようで、DX関連の記事も頻繁に見かけます。

toaruit.hatenablog.com

 

その中でたびたび目にするのが「DX2.0」という言葉。何でもかんでも2.0付ければいいってもんでもないし、またバズワードかと思わざるをえないですが、気になったのでどんなものか少し調べてみました。
DX2.0とは、いわゆるマーケティング視点のDXという位置付けになるみたいです。DX2.0のマーケティングではユーザの、「社会的欲求を満たす」、「友人や顧客とつながる」といったことを達成していくのが目的となるそう。

xtrend.nikkei.com

 

ではこの目的を達成するためにどうしたらよいか。下記の記事によると「ミッション/ビジョン/バリューの浸透」と、「顧客データの活用」が重要になってくるみたいです。マーケティングが扱う分野が広いものである以上は、会社の方針が浸透していないと上手くいかないし、顧客データが使える状態になっていないことにはそりゃデジタル化できないよね、というまぁ当たり前と言えば当たり前の話ではあります。

dentsu-ho.com

 

DXがIT業界の主要なトピックである以上は、今後はITのマーケティングへの活用にシフトする動きは進んでいくように思います。DXが進んでないけど良い商材を持っている企業は日本でもまだまだあると思っていて、いかにそういった企業に対し提案していけるか、というのがIT業界でサービスを提供する我々エンジニアのミッションでもあるかなと思います。
下記の記事にある通り、エンジニアであっても「デジタルマーケ」視点で仕事する機会が、増えていきそうな感じもしています。我々がシステムを作る目的が「ものを売る」仕掛けを作ることにもつながっていくことが増えていく未来も考えられます。単純に言われたものを作るのではなく、どうユーザ獲得につながる仕組みが作れるかというのに価値がより出てくる気がします。

type.jp