とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

役所のオンライン化とコミュニケーション

今年はコロナの影響で働き方が大きく変わったという人も、多いでしょう。私も春先くらいからはリモートがメインになって、コミュニケーションの取り方もオフラインとはまた違う感じでとる必要性が出てきました。
まだまだコロナの最中ではありますが、役所には必要な手続きがあれば行かなければいけません。私も何回か行ったのですが、こういった手続きオンラインで良いのではと感じる節はありました。実際に役所での手続きは書類を提出するのみなので、オンラインで本人認証がきちんとできれば窓口に行く必須性もなくなると感じています。また、下記の記事のように窓口のデジタル化も、地方によっては進められていたりします。

project.nikkeibp.co.jp

 

下記の記事にある通り、役所の窓口なんかそう頻繁に行くわけでもないから、このままでも良くないかという意見もあると思います。もちろん、その観点は大事です。多大なコストをかけてオンライン化したとしても、そのメリットが微々たるものだったら、確かにやる必要はないかもしれません。

toyokeizai.net


ただ、個人的にはそれでもオンライン化は進めたほうが良いと考えています。これは、行政が率先してオンライン化を進めることで、様々な業界へ波及効果があると考えられるからです。例えば公共関係の仕事で、関係各所と紙や電話でコミュニケーションをとっていたのを、行政のコミュニケーションがオンラインで完結できるようにしたら、それは周辺の人達も変わらざるをえないかなと考えます。
私も直近の職場ではSlackやTeamsなどのチャットツールがメインで、メールにはもう戻れないなと感じています。一度チャットの利便性が感じられれば、けっこう速く広がるのではと考えています。下記の記事にあるような、自治体用のチャットツールも最近導入されているみたいで、こういう取り組みが広がってくれれば役所の働き方も変わってくるのではと思います。

dime.jp