とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

アドバイスは受け入れられるか

最近、人からアドバイスをもらうことも少なくなってきて、自分も歳をとったなぁとしみじみ感じます。私も色々な場面で人からアドバイスをもらってきて、実践したものもあればサラッと受け流したものもあると感じます。どういうところが、受け入れることができた分かれ目になったのかなぁとふと感じて、今回少し書いてみたいと思います。
まず、アドバイスを受けるときの脳の動きはどうなっているか、下記の記事に解説されています。アドバイスを受けるとき、人はたいていその内容を「(不要なものとして)処分」しているのです」として処分してしまって、受けとり方としては「情報」になるそうです。

coach-ing.com

 

「情報」であることは、つまりネットニュースとかと同じ扱いになるかなと個人的には思っていて、自分が興味の無い分野であれば、そりゃ流れちゃうなぁと感じます。
私個人としては、例えばITエンジニアの仕事で、自分の知らなかったソースコードの書き方とか、実現手段のようなものをアドバイスとしてもらった時は、けっこうすんなり受け入れて取り込めたかなと感じます。逆に興味のあまり無い分野、人のマネジメントとか気の使い方とか、そこら辺はあまりもらったアドバイスを活かせてない気がします。
私自身も昔は人にアドバイスしてましたが、やはり受け取り側の興味が無いと身に付かないし、たいてい徒労に終わります。今では、その人のやり方にある程度任せて、結果が出なければ、考えさせるというアプローチをとることが多いかなと感じています。その人が興味を持つまで待って、興味を持った段階でアドバイスする、その人ごとに合わせた対応をしなきゃならんなとは感じます。