とあるIT屋の独白

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若者の自殺が多いことへの危機感

今年に入ってから、若い年代の芸能人の方が自殺するニュースが増えてる気がします。さすがに、これだけ続くと仕組み的に何かしないとダメなのではないか、という危機感を個人的には感じてます。自分が歳をとっていく中で、自分より若い人が命を絶つのはツラく感じるし、それは全く他人事ではなく自分もそのような状況に追い込まれる可能性がある、という恐さも感じています。
日本全体での自殺者数は減っているものの、若者の自殺が増えていると、下記の記事にあります。学校でも家庭でも悩みを相談できない状況にあって、思い詰めてしまう傾向があるのかなと感じます。

www.nishinippon.co.jp


悩みを人に相談できない理由は、諸々あると思います。下記の記事では、そもそも話せる人が周りにいないといった要因や、性格的にあまり自分のことを話したくない、といったものが挙げられています。

note.com

 

私が気になったのは、「男性型のコミュニケーション」で、この点もう少し掘り下げたいと思います。
コロナもそうですが、今の時代変化が速くて何が正解か分からず、困ることも多くなってきてる気がします。ただ、こういった困ったことの相談を弱みととらえてしまい、中々言い出しにくいといったことがある感じはします。

type.jp


ではなぜ言い出しにくいかというと、世の中でオープンでやりとりされているコミュニケーションが、正義という秩序に基づいてやりとりされているからだと私は考えます。もちろん、これが悪いことだとは思ってなくてむしろ良いことだと思います。秩序がない状態というのは最悪なので。ただ、この正義からちょっと外れてしまうと、とたんに自分が批判の的になる恐さはあると思います。
特に若い人はまだ物事の良し悪しが分からず、自分もしくは周囲の人が批判の的になることもあるでしょう。そういった人達に対して、ある種受け入れることができる受け皿は必要で、それは既存のSNSとは別にあってもいいと私は考えてます。今の既存のSNSでのコミュニケーションをすぐに変えるのは難しいので、まずはどこか相談できる場を別に持つのは意義があることだと思います。