とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

ブランドパーパスとは何か

マーケティング関係の記事を見ると、「ブランドパーパス」というワードを、見かけることがあります。また、マーケティング界隈の新しいワードか、と感じなくもないのですが、とりあえず調べてみたので書いてみます。
下記の記事によるとブランドパーパスは、「「そもそもこのブランドは、何のためにこの世に存在してるのか」という「WHY?」に対する答えを持つこと」とされています。これがある種の方針になって、広告であったり商品戦略を決める元となるそう。

【いま注目の「ブランドパーパス」。所詮バズワードで終わってしまうのか、それとも…。】
https://www.advertimes.com/20200420/article312667/

ブランドパーパスを作るにあたって大事なのは、ユーザに対していかに共感してもらえるかです。ただ、ユーザにおもねるというよりは規範としての意味合いが強いので、社会的にどうかという視点も入ってくるみたいです。

【消費者が意義と共感を感じる、 ブランドパーパス の作り方】
https://digiday.jp/brands/how-to-make-brand-purpose/

 

以下はP&Gのパンテーンの例ですが、作成したブランドパーパスに基づいて、就活にからめて広告の発信を行ったところ、賛否両論あったそう。ただ、これがブランドパーパスに基づいて発信したものである限りは、批判に対してもある程度自らの思想的なものを、説明する必要があるかなと感じました。

【ソーシャルグッドからブランドパーパスへ。P&G パンテーンは、なぜ社会問題を題材としたのか?】
https://agenda-note.com/brands/detail/id=2089

 

ブランドも商品価値に加えて、そのWHYが重要になる世の中でブランドパーパスも問われる時代になっていると私も感じます。ではなぜWHYが問われるような時代になってきたか、そこら辺の考察を次回に書いてみたいなと思います。