とあるIT屋の独白

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OOUIとは何か

IT関連の記事で最近ちょくちょくではありますが、「OOUI」というワードを見かけることがあります。今回はこのOOUIについて少し調べてみたので書いてみたいと思います。
OOUIの概要について、下記の記事にまとまっています。OOUIとは「object-oriented user interface」の略で、日本語だと「オブジェクト指向のUI設計」になるそうです。画面のUIについても要件をオブジェクトに落とし込んだものをベースに、設計しようという考え方になります。

【最近噂のOOUI、オブジェクトベースのUIとは何だ!?】
https://www.cresco.co.jp/blog/entry/10582/

DDDの考え方は主にバックエンドでの実装パターンにおいては、だいぶ浸透してきた感がありますが、それがUIまで一気通貫で設計されるケースというのはまだあまりないかなと思ってます(これはあくまで個人的な感触なので、そんなことなかったらすみません・・)。バックエンドでドメイン毎に整理されていても、フロントエンド にデータを返すときに複数のドメインを組み合わせて、データを返すということもけっこう行われるかと思います。
もちろん、デザイナーやユーザがこのほうが見やすいという意見は大事だし、そこに対してバックエンドエンジニアが「いやそれだと設計が美しくない」と言っても中々受け入れてもらえないでしょう。ただ、フロントエンドやプロダクトオーナーの人達もOOUIの考え方が共通認識としてあれば、より突っ込んだ議論ができると思うし、DDDの取り組みもより一層意義があるのではと私は思います。
じゃあ、どういうふうに進めてったらいいんだということで、下記の記事が参考になると思います。OOUIの考え方自体はけっこう前からあるみたいで、システム全体の設計を考える上でかなり有効なのではと感じさせる記事です。

【OOUI・オブジェクトベースなUIデザインに取り組むための心構え】
https://note.com/usagimaruma/n/nee69529402f6