とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

周りがイエスマンであればよいのか

自分の会社のことを考える時に、自分の上司は単なるイエスマンか、それとも組織と闘うような人でしたでしょうか。私は両方のタイプの上司の下で働いてきましたが、まぁどっちも良し悪しはあると思います。今日はこのイエスマンがほんとに良いのか、というのを少し書いてみたいと思います。
イエスマンといっても必ずしも悪いことではなく、むしろそれで上手くいくこともあります。下記の記事はラーメン屋の例ですが、イエスマンしか採用しないという方針で今のところは上手くいっているそう。もちろん、店主の人が顧客志向をちゃんと貫いているのが大きいと思いますが。

【元ボクサーのラーメン店主「イエスマン」しか採用しないワケ】
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19964

逆にイエスマンというと、下記の記事のような大企業にありがちな状態を想像するケースが多いと思います。イエスということが手段でなく目的となってしまい、外から見たらあまりよろしくない施策であっても、スルーしてしまうというのはありがちだと感じます。

【日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71570

トップが出す方針が妥当である場合は、周りはイエスマンでも良いかなと考えます。逆にその方針に疑問を感じたときに、どういう振る舞いをすれば良いのか、というのがサラリーマンの悩みどころと感じます。私なんかはストレートに批判とかしてしまいがちなのですが、組織としてそれだと問題児になってしまうだけです。
そういうときの振る舞いについて下記の記事に、参考になりそうな内容が書いてあります。要は批判精神持つのはいいんだけど、批判だけするんじゃなくてより良くするためには、どうすればいいかってこと。建前ではイエスといいつつ、自分がイニシアチブをとって正しい方向に持っていく、そういう主体性がイエスマンに留まらない仕事人生が送れるのでは、ないでしょうか。

【出世するイエスマンとはどんな仕事をするのか】
https://www.orangeitems.com/entry/2019/05/03/205511