とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

長所を仕事に活かすことについて考えてみる

短所より長所を伸ばした方が良いとは、最近よく言われるかなと思います。短所を直すということは、やはり苦しいですしそこを頑張るよりも長所を伸ばした方が良いというのは、すごく分かります。ということで、今回はこの長所を伸ばすということについて、取り上げてみたいと思います。
まず、長所イコール好きなこと、と考えがちですが、ここは人によっては異なることがあるのかなと思います。例えば私であればITのエンジニアをやっていて、コーディングが好きなのですが、ただそれよりも要件に落としたりとか設計を行うレイヤーの方が、今までの経験上は得意と言える部分であります。この好きなことと得意なことを一致させるのがベストで、やはり好きなことができた方がモチベーションが上がるし、好きなことを得意なことに変えていければなと私も考えています。

【好きな事よりも、『得意な事』を仕事にするべき理由。】
https://www.omg-ox.org/entry/2016/06/27/204902

そして、その人にとって一番やりたくないことは、好きでもないし得意でもないことかなと思います。ただ、仕事等行っていく中でこういう事もやらざるを得ないケースもあるわけで、私もそうですし、おそらくそういう人も多いのではないかなと思います。
もちろん、やりたくないことを無理してまで強制する必要はないと思いますが、そのやりたくないことをやらないことで、本来的に自分のやりたいことに影響があるかというのは、考えてみても良いと思います。やりたくないことを、自分が少し我慢してやってみることで、本当にやりたいことの世界が広がるかもしれません。

【やりたくないことをやる必要はあるのか、その2つの答え】
https://futatsunome.com/dont-want-to-do/

このようなことを踏まえて、人を管理するマネージャーはどう振る舞うべきか。やはりまずは、その人の長所や好きなことを活かすということがベースになってくると感じます。下記の記事によると、「欠点を指摘しないこと」が大事でその人の欠点はその人自身が自覚しているケースが多いということ。ただ、欠点になりそうなタスクもお願いしなければいけない時もあるので、そこら辺のさじ加減はやはりマネージャーにとっては難しいことかなと感じました。

人工知能時代に生き残るのは、意外と「こんな上司」だった】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65696