とあるIT屋の独白

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ロジカルシンキングについて考えてみる

社会人になると大抵はどこかのタイミングで、ロジカルシンキングは大事だからきちんと身につけよう、と言われることがあると思います。ロジカルシンキング演繹法帰納法などを含めた、物事を整理するための総称であって、何をもってロジカルシンキングが出来るようになったと言えるのか、難しいところではあります。下記の記事に、手法などまとめられていますが、おおよそここら辺の考え方が使えればロジカルシンキングが身についていると言えるかも。

ロジカルシンキングとは|論理的思考のフレームワークと思考方法|例題有】
https://www.missiondrivenbrand.jp/entry/thinking_logicalthinking

何の仕事でもそうだと思いますが、ロジカルシンキングを使う場面はけっこうあると思っていて、これを身に付けると仕事が上手くいくというのは、概ね合ってるかなと思います。ただ、全部が全部の場面でロジカルシンキングを使えるわけではなく、変に使うと本来実現したかったことから遠ざかるようなケースも考えられます。
下記の記事は新しいプロダクトを企画する際の思考について、ふれられています。まだ世に出てないプロダクトを出すときはロジックを積み上げるところから始めるのではなく、まずは人の情熱といった感情面を大事にしてみることに、言及されています。

イノベーションにおけるロジカルシンキングの罠】
https://www.zenschool.jp/single-post/logicalthinking-trap

この情熱については、下記の記事でもふれられていて人を動かす面で大事と述べれています。仕事で好きなことばかりやるのは難しいかもしれませんが、好きなことを少しでも増やすことはできるかもしれないし、そういうところから情熱も生まれてくるのかなと。自分が大事と感じる部分が明確になってくると、その大事な部分を実現するためにロジックもより活きてくると感じます。

【"ロジカル思考バカ"がまるで使えない理由】
https://president.jp/articles/-/28303